old reliable tea

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ストレートティーについて考えるブログ

20180421162403

21分置くだけで世界一おいしいアイスティーができるんですってよ

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今回登場するお茶
・ 不思議の国の紅茶 アリスグレイ
フォション モーニング

 

 

こちらでフランス人のマダムから教わった、世界一おいしい紅茶の作り方なるものを見つけました。

 

dot.asahi.com

 

その世界一おいしい紅茶は「氷を使わないアイスティー」とのことで、マダムによるとグラスに氷をいっぱい入れたところに熱い紅茶を注いで作る(恐らく一般的なやり方)のは「野蛮」だそう。

 

そんなやり方ではおいしいアイスティーは作れないぞ、と。

 

ということで、本当にそこまでおいしくなるものかどうか、試しに作ってみました。

 

記事によると今回のポイントは

  • 1.やかんではなく、鍋に2リットルの水をいれ、沸かす

 

  • 2.沸騰したら火を止め、ティーバッグを3包入れてふたをし、21分蒸らす

 

  • 3.ふたをはずし、菜箸などでそっとティーバッグをとり出す

 

  • 4.粗熱が取れるまで放っておき、ピッチャーやジャグに入れて冷蔵庫でひと晩冷やす

の4つで、やること自体は超簡単であります。

 

ちなみに今回使用する紅茶は「不思議の国の紅茶 アリスグレイ」「フォション モーニング」の2つ。

 

アリスグレイは柑橘の中でも、特にみかんのような香りのついたフレーバーティーです。

 

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生というより冷凍みかんの袋を開けたときの香りというか、簡単にいえば「オレンジティー」ならぬ「みかんティー」ですかね。

 

20個入りで300円くらいなので、なかなかおいしい割に安くて重宝しております。

 

モーニングはティーバッグではないですが、20分も置けばティーバッグだろうがリーフだろうが味は出るはず、ということで。

 

ここまで熱湯で長時間置いたことはないので、一体どうなるのか…かなり気になっています。

 

確かに濃くはなったが…

結論から申しますと、結構濃いめの紅茶にはなりました。

 

ふつうは1包200mlくらいできればいいほうなんで、2リットル水を入れたわりには濃かったなー、と。

 

コスパはかなりよくなるかと思います。

 

(私が世界一おいしいと思う方法である)いつもの熱湯とエビアンを使った方法と比べると、

  • アリスグレイ:茶としての味は濃くでる(後味がとくに濃い)。が、みかんのような香りは飛んでしまった

 

  • モーニング:飲むとモーニングだと分かる香りはそこそこする。が、味のわりに結構渋い

という感じ。

 

そもそもアリスグレイは水出し以外では香りが飛んでしまって微妙なので、そこと比べるのはよくない気もしますが。

 

また、モーニングの方も特徴はまあまあ出ていたんですが、もっと短時間で渋みを抑えて香りを強める方法がありますからねー。

 

時間もちょうど1/3で終わりますし。

 

なので、どちらも最適解のいれ方にはならないかな、という感じ。

 

まあ、沸騰直後の熱湯ですからね。

 

普段どういう紅茶を飲んでいるか?が評価の分かれ目かも

ちなみに、このアイスティーがおいしいと言われる理由としては

 

  • 水が多いから渋みが薄まり、飲みやすくなった? 
  • マグカップやお湯に浸して作る紅茶よりは濃い

 

からでしょうか。

 

ご存知の通り、渋みや苦みが強すぎると人間の味覚がブロックされる機能があるっぽいので、「渋み100%うまみ100%よりも、渋み20%うまみ40%の方がおいしい」なんてことが起こるわけです。

 

「砂糖をスプーン1杯入れると甘さは感じないが、渋みが抑えられて飲みやすくなる」というのと一緒ですね。

 

つまり、基本的には薄い茶の方がおいしいというか、渋い茶は薄くないと味わうことすらままならない、と。

 

また、このアイスティーは、温度が下がりやすいマグカップや何時間か前に沸かした湯で適当に作った紅茶よりも明らかに濃く出ます。

 

マグカップで1分や2分で作っている人からすればなかなか濃い紅茶と言えるかもしれません。

 

逆に、普段から私みたいに渋みを出さないようないれ方ばかりをしている人間からすれば結構薄め(薄めの紅茶が好きなうちの親も薄いと言っていました)。

 

なので、普段どういう紅茶を飲んでいるか?が、このアイスティーをおいしいと思うかどうかの分かれ目という感じでしょうか。

 

ペットボトル飲料でいうならジャワティくらいの濃さをおいしいと思うかどうか、ですかね?

 

茶葉にもよりますが、あれより若干濃いくらいの紅茶になるかと。

 

私も中〜高校生の頃はジャワティを好きでよく飲んでいました。

 

部活帰りに通る運動場の自販機にあって、毎回必ず2本は買って帰るくらい。

 

なんですが、自分が紅茶に敏感になったからなのかジャワティの味が変わったのか、ここ2〜3年はかなり薄くなったような気がしています。

 

みなさんはどう思われますか?

 

まあ、私の場合は紅茶のいれ方がおかしいせいもあるかもしれません。

 

渋いのは嫌ですが、茶の味がしないのも嫌なもので…。

 

しかし、多くの本やサイトなんかで紹介されている紅茶のいれ方はかなり薄めなので、このくらいの濃さが好かれるのかもしれませんね。

 

まとめ

 

  • 「世界一おいしいアイスティー」は普段からマグカップで紅茶をいれたり、主にペットボトル紅茶を飲んだりしている人にはいい濃さ、かも

 

  • 逆に、普段から濃い紅茶や苦い紅茶を飲んでいる人にとっては物足りない可能性が高い

 

  • 高い紅茶で作っても渋くなるので、ティーバッグや安い紅茶を高コスパで運用するにはいいかも

 

  • が、軟水100%の水出し紅茶よりはおいしいかも

 

という感じですね。

 

総じて、「たくさん買ったけど消費に困っている」とか「1個のティーバッグを最大限活用したい」という方は試してもよろしいのではないでしょうか。

 

適当にマグカップに突っ込んだり、鍋で煮るよりは毎回安定した質の紅茶を作ることができるかと思います。

 

 

ちなみにアリスグレイのおすすめの飲み方は

 

  • エビアン:軟水か水道水=1:1で150mlあたりにティーバッグ1個(500mlに4個でもちょうどいいくらい)、抽出時間は冷蔵庫で24〜48時間

 

です。

 

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いいですよ、みかんティー

 

また、21分置くアイスティーは途中で粗熱を取るために放置しますが、食中毒が心配な方はこちらもどうぞ。

 

麦茶でなければ大丈夫だとは思いますけどね。