コーヒーが茶に勝った理由が分かったような気がする
しばらく前にカルディで買ったカフェオレブレンドのコーヒーを飲んでみました。
いつもラクに作れる水出しコーヒーにしているんですが、コーヒーの渋みが取れる上に香りはしっかり出るので、私は熱湯でいれるよりも好きです。
お味のほうは豆以外に何かが入ってるんじゃなかろうか?(コロンビア、グアテマラ他とあり、香料とは書いてない)と思うほどにカフェオレ感がありました。
ドトールとかタリーズくらいでしか飲んだことがないんですけど、コーヒーだけでここまでの味がするならばわざわざ飲みに出かけなくてもよさそうで、ありがたいことです。
熱湯でいれるのが普通みたいなのでミルクが必要なのかもしれませんが、水出しだとそのままでもうまいんで砂糖とかが必要ないのも◯ですね。
私は専ら紅茶派なのでコーヒーは運動前のカフェイン補給や気が向いた時にしか飲まないんですが、これは普段から飲むのにもいいかもしれません。
どんないれ方でもコーヒーはしっかり香りがする
紅茶に関していろいろ調べていく中でやはり気になるのは「なぜコーヒーはここまで広まったのか?」とか「なぜ世界的には緑茶じゃなくて紅茶なのか?」なんですが、コーヒーはどの作り方でも香りがいいですね。
袋に「香ばしく豊かなコク」「すっきりした後味」と書いてありますが、確かに「そうなんだろうな」「これがコクか」と思えるようなはしますよね。
ウソがないというか。
お茶をマズくいれるのは簡単ですが、コーヒーをマズくするのは案外難しいとも言えるかもしれません。
もともとコーヒーハウスが盛り上がったのに加えて、この手軽においしく作れるのがコーヒーが広く普及した要因なのでしょうね。
本物のうまさを引き出す方法は別にあるのかもしれませんが、水道水さえあれば十分に飲める味にできるのは大きいかと。
紅茶もこうであったらよかったのに…。
ということで、ケニア(紅茶もコーヒーもおいしいのは驚き)とカフェオレブレンドがレパートリーに入りました。
カフェオレブレンドいいですね。
ちなみに1858年に日本を代表する輸出品として欧米人に「生糸」「茶」を売ろうとしたそうですが、茶には興味を示さなかったそうです。
その理由としてコーヒー文化が挙げられています。
アングロ・サクソン圏の人々だけは茶に興味をもったそうなんですけど、日本茶の加工されていないナマモノのような緑色(今でいうなら、罰ゲームに使われる青汁みたいな味を想像したんですかね)を奇異に感じたらしく、番茶しか売れなかったそうです。
「熟したものや十分に煮炊きしたものを好む味覚がある」とあるので、確かにコーヒーはそれに適っている感じがしますね。