old reliable tea

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ストレートティーについて考えるブログ

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「ピッコロ」などのフレーバールイボスティーはお酒の割材としても優秀かも?

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前回の記事にて、フレーバールイボスティーの話をしまして、ビアンと軟水で作った水出し以外は、どれも微妙だなぁ…というお話になりました。

 

一応エビアン100%も香りは結構出ていたので悪くはないんですが、やはり少々のルイボス味が出ていた方が美味っぽいことが分かりました。

 

つまり「もっとおいしく作れるから、あんまやらなくてもいいのでは?」という感じですね。

 

なんですが、ただただ作ったピッコロを無心で消費するのも何だかもったいないと思い、いろいろ試してみることに。

 

すると、どうやら割材としても案外悪くないのかも?ということに気付きました。

 

香りは最高ですからね。

 

 

 

どうやら「ピッコロ+かのか」がかなり好相性な模様

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では本題に入りますが、ピッコロをはじめフレーバールイボスティーは割材として優秀っぽいんですが、何にでも合うか?と言われると違うようです。

 

(手元にある酒で試してみたところ)どうやら、「ピッコロ」と「かのか」の組み合わせが他よりも頭抜けて違和感がないような印象。

 

もちろん1本で何千円するものとかでは試してないですが、かのかは結構リーズナブルなのでこれはアリじゃないかなーと。

 

かのかおいしいんですよね。

 

焼酎なのにどこか日本酒っぽいというか、本当に度数が25なんだろうか?と思うくらいには飲みやすいのがいいですよねー。

 

私はあんまり麦・芋くさいというか、焼酎好きが歓喜するようなクセのある味は苦手なもので…。

 

しかし、その飲みやすさと程よい甘さが、おそらくフレーバールイボスティーに足りない部分を補ってくれるのでしょう。

 

まあ、ピッコロ(とかキャラメルとか)の甘い香りが苦手という人もいるかとは思うので、酒好きの方が果たしてこの「ピッコロ+かのか」を試す機会があるかは微妙ですが…。

 

ただ

 

  • 酔いたいし、ある程度度数があった方がいいんだけど、砂糖とかジュース割はちょっと嫌だな

 

みたいな人とか。

 

糖分で手がベトベトになりますからね。

 

あとは

 

  • フルーツ系のお酒とかチューハイはたくさん売ってるんだけど、何だか好みのものがないな

 

という人とか?

 

  • 自分の好きな香りの酒がほしいな

 

とか。

 

そういう方は、試していただけるとまた新たな道が拓けるかも…?

 

とりあえず基本的に「香りのいいルイボス+かのか」にしておけばうまくいくと思われます。

 

ルイボスはだいたいどのくらい量で作ればいいの?

ということで、ここからは具体的な作り方に。

 

まず、ルイボスティーの作り方としては

 

  • エビアン100%の水出しで、ティーバッグなら1包につき150ml、ばらの茶葉ならば3g(大さじスプーンすりきり1杯)につき200ml
  • 抽出時間は冷蔵庫で3〜5時間(エビアン100%は3時間ピッタリだとややうすいかも)

 

といった具合。

 

これを作ります。

 

まあ、エビアンと軟水のミックスで作った方も割材としてはそんなに悪くないんですが、こちらはそのまま飲んだ方がおそらくおいしいんじゃないかと。

 

自分としては「ルイボス味がうすい方=エビアン100%の水出し」が適しているな、と感じました。

 

次にお酒はどのくらい混ぜるか?ですが、これに関しては特にこだわる必要はなさそうで、ルイボスを入れた分濃くなります。

 

なので、酒感をしっかり残したい方なんかは

 

「ルイボス:かのか=1:1」

「5時間おいたルイボス:かのか=2:1」

 

などがよいかもしれません。

 

逆にあんまり飲めないとか強いのが苦手という方は

 

「ルイボス:かのか=4:1」

 

とかですかね。

 

ちなみに私は「ルイボス:かのか=3:1」くらいの濃さが一番好きでした。

 

まあ、ピッコロを始めとしたルイボスはカロリーゼロで入れすぎても大して問題にはならないので、贅沢に行ってみるのもいいかもしれませんね。

 

しかし香りがプラスされるだけでこんなにおいしくなるんですねー。

 

ならば…

 

エビアンではなく酒でルイボスを抽出してみてはどうか…?→結果

これは飲んでいる最中に気付いたんですが、「これだけ割ってもいい香りがするんなら、直接酒に茶葉を突っ込んだらどうなるのか…」という疑問が。

 

普通にかのかとよく合いますからね。

 

ということで、3通りを試してみることに。

 

  • かのか300mlにピッコロを大さじスプーンすりきり2杯
  • かのか、エビアン150mlずつ、合計300mlにピッコロを大さじスプーンすりきり2杯
  • かのか、水道水150mlずつ、合計300mlにピッコロを大さじスプーンすりきり2杯
  • 抽出時間は3時間と6時間の時点で味見をした

 

です。

 

まあ、アルコールのせいで若干抽出が遅くなるとか、水と同じようにいかない感じはしますが、何らかのとてつもない変化が起こる可能性もありますからね。

 

で、結果どうだったかといいますと、

 

  • どれも話にならないくらいマズい!!

 

という結果に…。

 

その飲みづらさは、かのか原液そのままよりもアルコールをキツく感じるほど。

 

つい「うわっ…」と言ってしまうくらいでした。

 

なんというか、本当の本当に安酒の、悪酔いしそうなウイスキーみたいな味で、半分くらいに薄めてもまだ違和感のある仕上がりでした。

 

ウイスキーの原液より飲みづらいんじゃないでしょうか。

 

まあ、実験でちょっとしか作っていなかったのでコーヒー割にして何とか飲むことに成功しましたが、これは…。

 

普通に水で抽出したのはあんなに相性バツグンなのに…。

 

ということで、普通に作るのがよさそうです。

 

ただ、上記で紹介した「かのかのピッコロ割り」は、普通にバーとかレストランで出てきても全く問題ないくらいの味なので、ぜひとも参考にしていただければ。

 

ちなみにみなさんのよく行くスーパーでは「かのか」はいくらで売ってますか?

 

私が初めてスーパーで買った時は1400円でしたが、更に10分くらい行ったところにあるイオンでは1050円で売っておりました。

 

まあ、1400円でも高くはないと思いますが…

 

とりあえずamazon等も含め、チェックしておくことをおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

  • 「ピッコロ+かのか」がかなり好相性でおいしい(他のフレーバールイボスでもおそらくイケるはず)

 

  • 割材に適したピッコロは、エビアン100%の水出しで、ティーバッグなら1包につき150ml、ばらの茶葉ならば3g(大さじスプーンすりきり1杯)につき200ml。抽出時間は冷蔵庫で3〜5時間

 

  • 割合としては「ピッコロ:かのか=3:1か4:1」からスタートしてみるとよい、かも

 

という感じでした。

 

まあ、ピッコロもったいないよ!という方は、かのか単体でも十分美味なのでそれでもよいかもしれません。

 

本当にスッキリした日本酒みたい。

 

私はこれから、友達が家にくる、友達の家にいく時は適当な酒よりもこれを持っていこうかと思います。

 

紅茶のお酒を買うより多分おいしいですよ。

 

そんな、すばらしい発見となりました。

 

それでは。