珍しく熱湯でいれた方がおいしい紅茶はいかが?「トワイニング プリンスオブウェールズ」
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今回はこの前のジャルダンソバージュとも関連がある、熱湯でいれた方が明らかにおいしい紅茶「トワイニングのプリンス・オブ・ウェールズ」を紹介します。
あちらはルイボスティーでシトラス系でしたが、こちらは何というか、中国茶とか烏龍茶っぽい感じです。
熱湯推奨ならばみんなそうしていることだし、あえて語ることもないのでは?という感じもするかもしれませんが、ちょっと気になったことがあったのでそのお話を。
プリンスオブウェールズとは何ぞという方はこちらをどうぞ。
プリンスオブウェールズの熱湯はかなりうまい。しかし…
こちらはティーバッグバージョン。
まず、このプリンスオブウェールズはキームンという種類が使われているようでして、それが低価格帯で味わえる珍しい紅茶かもしれません。
そして熱湯推奨・水出し非推奨のまたまた珍しい紅茶ですね。
独特なポジションを取っております。
そんなプリンスオブウェールズですが、おすすめは最も香りと味を如実に感じ取れる水道水100%の熱湯であります。
この独特の香りがよく立ちまして(あんまり花に詳しくないんですが)花屋さんにある紫色の花の周辺のような…香り・後味がします。
分かりにくくてすいません。
蘭の花と紹介されている方もいますね。
好みは分かれるかもしれませんが、結構おいしいんじゃないかと。
ただ、ここで注意点があります。
それは何かといいますと、
- 水道水100%の熱湯でいれた場合の香りはいいが、少し冷めるとかなり弱くなってしまう!
という点です。
つまり、熱いまますぐ飲んでしまうならいいけど、(皇太子よろしく)ゆっくりゆーっくり飲もうとすると「さっきの香りどこいった?」となってしまうんですな。
これは痛い。
飲み方(飲むスピード)によって温度を変えるといい!かも…
ということなんですが、ではどうするかといいますとアレコレ試した結果、
- すぐ飲む、1〜2杯しか作らない場合は熱湯がオススメ
- ゆっくり飲む、冷ましながら飲む場合はちょっと冷ました熱湯がオススメ
といったのがよさそう。
後者は、香りは熱湯よりちょっと弱い気もしなくもないですが、そのぶん長く時間を置きまして、甘みや茶葉の味を強くして帳尻を合わせるといいますか。
香りと茶葉の味って同じやろ?といった指摘もあるかもしれませんが…。
しかし、このやり方ですと冷めても白く濁ることはないですし、そんなに味の変化もなく楽しむことができます。
ちょっと冷めた熱湯のプリンスオブウェールズよりも断然おいしいと思われます。
人によっては沸騰直前の熱湯よりもこちらの方がおいしいと感じるかも。
また、そもそも問題としてプリンスオブウェールズの香り自体は普通の紅茶とは違いますが、想像以上に好みでなかった場合はエビアン100%の熱湯で沸かすのもオススメ。
こうしますと、香りは弱くなりますが甘みが目立つようになるので、甘くない部分が多いまんじゅうとかせんべいに合うようなお茶になります(私は合うと思う…)。
用途によっていろいろいれ方を変えられるのはいいですね。
私も紅茶というのは全て、このプリンスオブウェールズのようにいれ方であらゆる好みを満たせると思っていましたが、なかなかそういった紅茶はないですね…。
難しい。
では、次は具体的ないれ方を。
プリンスオブウェールズのおいしいいれ方まとめ
上記でも軽く書きましたが、
すぐ飲む、もしくは1〜2杯しか作らない場合は
- 水道水100%の熱湯で茶葉3gあたり熱湯150〜200ml
- 抽出時間は2〜3分
すぐに全て飲みきらない場合
- 水道水:沸騰させた水道水=3:7か1:3くらいで茶葉3gあたり200ml
- 抽出時間は5〜7分
そもそもプリンスオブウェールズの香りが…という場合は
- エビアン100%の熱湯で茶葉3gあたり熱湯150〜200ml
- 抽出時間は5分程度
といった感じでよろしいのではないかと。
ちなみにティーバッグは1包2gなのでその辺はご留意ください。
といった感じでした。
そのまま飲んでも十分においしいですが、用途に合わせていれ方を変えていただけるとさらに満足度は高まるかと思われます。
よい紅茶ライフをお楽しみください。
ちなみにプリンスオブウェールズで検索したら紅茶より先に女子が出てきてびっくりしました(汗)