[マンゴーのお茶]久々に熱湯でいれた方がおいしいお茶を発見しましたぞ!「ルピシア ジャルダンソバージュ」
紅茶やルイボスティーにおいて「これは一体どういう味なんだ?想像がつかない!」と気になるのは日常茶飯事。
みなさんも心当たりがありますでしょうか。
今回紹介するのは、私が前からずっと気になっていたルピシアの「ジャルダンソバージュ」。
グリーンルイボスにドライマンゴー、マリーゴールドなどが入ったステキなお茶であります。
なんだか紅茶屋の名前にしてしまってもカッコいいですよね。
ここのところ他のフレーバールイボスティーが結構おいしいことが分かってきたので、試してみることに。
ピッコロやキャラメル&ラムのようにジュースがいらないルイボスティーと同等のおいしさがあるのでしょうか?
マンゴー、シトラスとあるのでかなり期待がもてそう。
- フルーツや花びらがてんこ盛りなので香りはすごくよさそう
- 若干薄いものの「マンゴーのお茶」と言っても遜色ない香りの完成度
- ルイボスティーも水出し一辺倒とはいかないようですねー
- 他のマンゴーフレーバーの紅茶とも比べてみたり
- まとめ
フルーツや花びらがてんこ盛りなので香りはすごくよさそう
まずこのカッコいいジャルダンソバージュですが、フランス語で「あまり手を加えられていない野生的な庭」とのこと。
「えっ、フランスの庭にマンゴーがあるんですか…?」と若干気になりますが、袋から取り出しますと野生的な庭と言うのもと何となく分かるような気もするビジュアルであります。
思いの他黄色いパーツ(マンゴーかマリーゴールドか)が大きくて、見ようによっては秋あたりのいい感じの庭っぽいかもしれません。
概要はこれくらいにしまして。
私自身グリーンルイボスという物を初めて扱うので、普通のルイボスと同じでいいものかどうか悩みましたが、香りがいいのでいつも通りにやってみました。
つまり
「エビアン:軟水=1:1の水出し5時間」
「エビアン:軟水=3:7の熱湯で7分くらい」
の2つですね。
結果どうなったかといいますと…
若干薄いものの「マンゴーのお茶」と言っても遜色ない香りの完成度
結果どうなったかといいますと
- 水出し:結構薄い!
- 熱湯:やや薄いが、香りや後味のおかげかトロミがあるように感じられる!
という仕上がりに。
まず、ピッコロなどと比べると水出しが拍子抜けなほど薄かったのはちょっと残念でした。
過去に紹介した、おそらく最高の紅茶の1つであろう「ルピシア パラダイス」を水で薄めたような印象。
さすがに不本意だったので最大12時間まで置いてみたのですが、あまり変わらず。
一応、グリーンルイボスは普通のルイボスよりも香りを邪魔しないんだな?ということは分かりましたが。
一方で、ジャルダンソバージュを熱湯でいれるとそのトロミを感じるような後味も合わさって「ちょっと薄いマンゴーの汁」を飲んでいるかのような味に。
トロミというか、ピーチネクターとかあるじゃないですか。
多分香りがしっかりしているからだと思うんですが、あんな感じで粘性があるかのような不思議な味がしました。
本当に「マンゴーのお茶」という感じで、知り合いから「これマンゴーのお茶だから、飲んでみ」と出されたお茶が思ったよりマンゴーで驚いた!みたいな。
これはなかなか。
まあ、思ったよりも薄いので人によっては微妙かもしれませんが、お湯をいれるだけ、しかもお茶でこういった味が出るというのはフルーツ好きには助かります。
何より、予想外の結果になったほうが楽しい。
ルイボスティーも水出し一辺倒とはいかないようですねー
ということでジャルダンソバージュのおすすめのいれ方は
- エビアン:軟水=3:7の熱湯で、茶葉3g(パーツが大きいので3gかは怪しいですが、とりあえず大さじスプーン1杯)につき熱湯150ml
- 抽出時間は5〜7分、結構薄いので7分でもいいかも
- 水出しはかなり薄いので非推奨
です。
ちなみにですが、熱々を飲むよりも、ちょっと置いて冷ました方がよりマンゴーを感じとることができるかと思います。
他にも軟水100%の熱湯、エビアン100%の水出し等もやってみましたが、やはり3:7法には敵わず。
エビアンと軟水のミックスで香りが活かされなかったのは謎ですが(まあ、そもそもエビアンを入れると何故うまくなるのかも謎ですが…)、水出しがダメダメだったのは驚きでした。
シトラス系は苦手なのかな…。
とはいえ、おいしいいれ方が見つけられなかったわけではないので良しとしましょう。
ルイボスティーもなかなか奥が深いようで…。
総評しますと、やや薄いのですが思ったよりマンゴー感のあるお茶ができるので、フルーツが好きな方なんかは結構おいしくいただけるのではないでしょうか。
薄いとはいうもののこれ以上濃くしたら味のバランスが崩れてしまいそうなので、このくらいの濃さがいいのかもしれませんね。
もっとマンゴー!したい人はおとなしく冷凍のマンゴーを買うのがいいかもしれません。
他のマンゴーフレーバーの紅茶とも比べてみたり
ちなみにこれはルピシアではないですが、いつも行く店に「マンゴーマウイ」という紅茶もあったので買ってみました。
こちらはティーバッグ20包入り(36g?)で650円程度。
ジャルダンソバージュより少々割高ではあるんですがマンゴー感はほぼなく、さほど苦くない紅茶だから辛うじてマンゴーっぽい気がするという感じ。
容器がステキなので、中身をジャルダンソバージュにしておくとかなりそれっぽい雰囲気になるかもしれませんね。
また、写真はないですが、アーマッドティーのマンゴーマジックも過去に試したことがあります。
こちらはそこそこマンゴーのような甘みを感じる香りはあるものの、ちょっと薄いかな?と思ってしまうジャルダンソバージュ以上にほんのりしているため、結構物足りない感じでした。
どうしてもマンゴーの再現度が足りないというか、「あ、これマンゴー味だったの」と言ってしまいそうになるというか。
もちろん「マンゴーの再現度は確かにそれほどでなくとも、しつこくないマンゴーフレーバーの方がいい」という人もおりましょう。
なので、ジャルダンソバージュをまずは試してみてから他のマンゴー系のフレーバーを試す、というのが個人的にはおすすめです。
自分の好みを見つけてみてくだされ。
ただ、よく見てみると、ティーバッグ製品はジャルダンソバージュと同じかちょっと割高なんですねぇ。
まとめ
ジャルダンソバージュは
- 若干薄いものの香りの完成度が高く、マンゴーそのもののお茶といった味
- おすすめのいれ方は「エビアン:軟水=3:7の熱湯で、茶葉3gにつき熱湯150ml。抽出時間は5〜7分」
- ちょっと置いて冷ましてから飲むと更においしい
- 色々マンゴーフレーバーの紅茶はあるが、まずはジャルダンソバージュから試してみると失敗が少ないかも?
といった商品でした。
名前からは味の想像がつかないですが、おいしいルイボスティーでした。
それにしても本当にお茶はおもしろいですね。
「ルイボスティーは水出しでも、いや、むしろ水出しの方が短時間で雑味も少ないな」と思っていましたが…。
ジャルダンソバージュ…。
研究は長くなりそうであります。