アレンジティーに最適な上に1杯10円以下で飲める紅茶「Olinda EARL GREY TEA(オリンダ アールグレイ)」
みなさんは「アレンジティー」をお作りになられるでしょうか。
紅茶にジュースを入れたり、煮出す時にりんごとかオレンジを入れたりとか、いろいろされるかと思います。
アレンジの中でも、ミルクティーとはちょっと違うやつですね。
が、じゃあアレンジティーにはどんな紅茶を使ってもいいのか?と言われるとそうもいかないのが難しいところ。
私も高校生くらい?の時に初めてアップルティー(作った紅茶にりんごを15分くらい浸けておくやつ)を作ってかなり残念な思いをしたことがあります。
それも「思ったほどフルーツ味がつかないな」というのもありますが、一番は「紅茶とフルーツ合わなくない…?」という感じでした(笑)
ということで今回は、アレンジティーに使うには何の紅茶がいいのか?というお話を。
「アールグレイ」という名前だけだと一見アレンジに向かないように見えるが…
今回紹介するのは、「Olinda EARL GREY TEA」という、大容量パックの紅茶です。
長いんで、以下オリンダとします。
見た目がすごい派手で、かつ私はオレンジ色が好きなのでつい買ってしまいました。
以前紹介したオレンジアールグレイと一緒に購入したんですが、パッケージだけを見ると「こっちもオレンジアールグレイなのかな?」と思えてきますね。
オレンジもちょっとは入ってるのかもしれませんが。
で、正直、「大容量パックかつ700円程度」ということもあり味の方はあまり期待していなかったんですが、飲んでみるとアールグレイとは思えないほどの香りの薄さ。
しかし、この薄さがポイントでありまして、ほんのり甘みを感じる程度のちょうどいい具合なのであります。
つまり、「オリンダはアールグレイとは言いつつも、無着香の飲みやすい紅茶みたいな味がする紅茶」だったんですよ。
安い紅茶に香りを着けることによって、そこそこの紅茶チックにしてみました、みたいな。
渋くなりにくいのもいいですね。
「アールグレイしかも大容量」というだけで「うーん…?」と思ってしまうかもしれませんが、他とは全く別物、「本当にアールグレイなの?」というくらいの香りです。
そのため、普通の紅茶好きの方にもおすすめできます。
こんな商品もあるんだなぁ、と感心いたしました。
700円程度で100Pなので、1包10円しないのもすばらしい。
安くてもおいしくないと意味がないですからね。
では、オリンダの概要はこのくらいにして、次はアレンジティーのお話を。
おいしい紅茶よりもベースに適した紅茶を選ぶのが吉
正直私はあまりアレンジティーというものを作らないのですが(アレンジティー以上においしい紅茶がたくさんあるので)、それでも見た目がキレイだったり作品として楽しんだりする方もいるかと思います。
そこで起こるのが「作るのは楽しかったし、完成したのはキレイだけど、味が…」という問題。
味が、というよりも「フルーツや足したものと茶の味とが合わない!」というか。
これを解決するのがオリンダ。
多分ですが、みなさんはアレンジティーにあまり高い紅茶を使うことはないんじゃないでしょうか?
これは実は正解でして、高い紅茶でも熱湯でいれれば微妙な味になってしまいます。
理由は簡単で、苦みを相殺するにはかなりの量の甘みが必要だからです。
あくまで「おいしくなる」のではなく「相殺」になってしまうのが残念なところ。
つまり、ことアレンジティーや何かを足す際には「おいしい(高い)紅茶」よりも「足すのに適した紅茶を選んだ方がよい」ということであります。
まあ、オリンダはそのまま飲んでもおいしいですが…。
私はオレンジジュースとか酒用のシロップなんかを入れて飲むことがありますが、オリンダは本当にアールグレイらしさはゼロで、後味のよい紅茶といった感じです。
星野珈琲のフルーツティーみたいな感じにしたければ、適当な茶葉を買うよりはオリンダから始めてみるとよいかもしれませんね。
他の候補といえば…イエローラベルなんかは味が濃いので、多分足した物と競合するのではないでしょうか…。
という感じでした。
ちょっとアレンジティーに関しては疎いので短くなりますが、オリンダはアールグレイと書いてあるけど、「実はアレンジやちょい足しには結構合うよ!」というお話でした。
どうしても「大容量パック+アールグレイ」というと、嫌な思い出がある方もいるでしょうから…。
ぜひとも。
まとめ
という感じでした。
ちなみに、そのまま飲む場合は水道水100%の熱湯に2〜3分、と一般的に言われているティーバッグのいれ方で大丈夫です。
アレンジティーに使う際も同じいれ方でさほど問題はないように思います。
気をつけることがあるとすれば、私が色々紹介している水出しやエビアンを使うとかなり薄くなってしまうので注意、くらいでしょうか。
オリンダは普段使いにかなり適した紅茶でありますし、「好きな人は好きだろうけど、苦手な人には…」みたいな感じでもないので、試してみるのも悪くないかと思われます。
100P入りなので、実験し放題。
ベッジュマン&バートン本店のあるフランスで一番人気の紅茶「レ・クラシック」などを買ってみたぞ
おいしい紅茶屋さんとして個人的にわたくしが非常におすすめしている「ベッジュマン&バートン」さん。
飲めば飲むほど「何故カタログとか協会の本に名前が出てこないんだろう?」と思うほどによい紅茶がたくさんあります…。
非常にもったいない気がしますし、「味が想像できないから買いにくい!」となってしまうのも更にもったいないと思いますので、参考までに。
今回紹介する紅茶はベッジュマン&バートンの「レ・クラシック」「エデンローズ」です。
「レ・クラシック」って聞いただけだと「普通の渋い紅茶」みたいなイメージがありますが…
(袋がどれも一緒なのでオータムブレンドの写真の使い回し)
まずヒトツメは「レ・クラシック」。
人にもよると思いますが、みなさんは「クラシック」と聞くとどんな紅茶の味をイメージされますかね。
私としては、「トラディショナル〜」とか「◯◯クラシック」と聞くとごくふつうのノンフレーバード(それも結構渋めのやつ)を思い浮かべます。
かつ「ミルクティーにも」とか書いてある割には全然ミルクが合わないやつとかね。
トワイニングとかフォートナム&メイソンとかにありますよね。
なんですが、このレ・クラシックはフレーバーティー。
ブルボンバニラとキャラメルの香りがつけられた紅茶だそうで、とてもおいしそう。
お店の人(に電話しておすすめを聞いてみた)の紹介によると、どうやらベッジュマン&バートンの本店があるフランスでは一番人気らしいとのことで購入してみることに。
で、肝心の味はどうだったかといいますと、一番近い香りは「クレームブリュレ」でした。
香りとほんのりとした渋みの合わさった味が、ですね。
これを、知り合い何人かに聞いたところ「はっきりとは言えないが、なんだか知ってる味だぞ」と。
で、「クレームブリュレだよ」と伝えたところ満場一致で「あー、はいはいはい」といった様子でした。
(実際にはバニラとキャラメルで違うんですが…)
まあ、クレームブリュレも数多あるので、人によっては違うかもしれませんが、かなり納得してもらえそうな味でした。
単純においしいですからね。
いれ方は後述します。
が、ちょっとだけお話ししておくと、この「レ・クラシック」は水出し、熱湯、そして2煎目も十分アリ、と久々に何でも出来るおいしい紅茶となりました。
ちなみにクレームブリュレになるのは熱湯。
水出しだと「バニラと…何かな?」という感じで、結構味が変わります。
まあ、「香りはチョコレートっぽくて、液の後味がバニラ」というか…お高めのチョコレートケーキのような奥深い味です。
それでは次に。
「エデンローズ」は高級紅茶のエッセンスを味わうならばいいかも
一方で「エデンローズ」。
こちらは花びらの入った紅茶(中国茶)でして、ポカリとかソルティライチみたいな甘さとよく合いそうな香りがします。
実際にやるとお互いが結構薄まってしまうので、あんまりおいしくはならないですが。
エデンローズは初見ではレ・クラシックよりも「おお」となるかもしれません。
こちらも水出し、熱湯両方とも悪くない紅茶で「やっぱりベッジュマン&バートンいいね!」という感じ。
ただ、1個問題点がありまして、それは何かというと「意外と薄い」ことです。
薄いというか水出し、熱湯共に同じくらいの値段で買えて系統が近いものが既にあるので、どうしてもそちらと比べてしまいがちに…。
ちなみにその紅茶は何かといいますと、「マリアージュフレール エロス」です。
もちろん、エロスの方がより梅やライチ、ローズのような感じが強いので一概にエデンローズが下位互換だとまでは言えないですが、私はエロスの方がうまいかな…?と。
(エロスの方がうまい、って表現としてちょっと問題があるな…)
ただ、同じような味か?と言われるとそっくりさんと言えるほどではないので、エデンローズを飲んで「もうちょい濃厚な方がいいな」というならばエロスもおすすめ、という感じですかね。
「普段飲む紅茶やフレーバーティー系は濃くてちょっと…。もっと優しい香りのものはないのか」という場合はエデンローズがいいかもしれません。
どっちもおいしいですからね。
何というか「高い紅茶の水出し」「いいアールグレイ」「濃厚なフレーバーティー」の一体感?といいますか。
「自然な感じでわざとらしくない、いい香りのついた紅茶ってこういうものなんだなー」というのを知るならばいい紅茶かと。
次は各々のいれ方をみていきましょう。
「よい紅茶にはエビアン」の絶対法則
どちらのお茶にも当てはまるやり方となります。
まずは水出しから。
- エビアンと軟水=1:1の水出しで、茶葉3g(大さじスプーンすりきり1杯)につき150〜200mlの水
- 抽出時間は24〜48時間
次に熱湯は?といいますと
- エビアンと軟水=3:7の熱湯で、茶葉3g(大さじスプーンすりきり1杯)につき150〜200ml(まずは200mlがおすすめ)
- 抽出時間は5〜7分
という感じです。
熱湯と水出しの味の比較をお話ししますと
「レ・クラシック」
- 熱湯:クレームブリュレと言われてしっくりくる味と香り。かすかに蘭の花?みたいな、花屋の前を通った時のような香りも混じっている。これは、おそらく茶葉の味と思われる。
- 水出し:上記のクレームブリュレのような感じではなく、袋を開けた際のチョコレートのような香りの紅茶になる。香りも茶の味も濃厚。
「エデンローズ」
- 熱湯:渋みが出にくい。水出しに比べて茶の味が出ている(ような気がする)ため、味自体はこちらの方が濃い。香りがやや薄く、お茶感重視。
- 水出し:袋を開けた際の香りに近いものができる。こちらは熱を加えていない分香りが活きているため、上記のようにソルティライチ等に合いそうな味に。香り重視。
という感じでしょうか。
ちなみに「レ・クラシック」は、一度抽出したものでもお湯を注げばまだ味が出ます。
ワンランク下の紅茶の一煎目くらいの味が出ますので、決して捨てないように。
この時使うのは沸かした水道水でOKです。
一方で、エデンローズは二煎目がダメか?と言われると、出るには出ます。
ただ、そんなに濃く出るわけではなく「一煎目のエデンローズが好きなら、余さず活用した方がよい」という感じでしょうか。
どちらの紅茶も渋くなりにくいことは確かなので、私は二煎目もいただいております。
といった感じでした。
まとめ
- レ・クラシックは、熱湯で「クレームブリュレ」、水出しで「チョコレートの香りのお茶」が作れる。両方ともおすすめ。
- エデンローズはどちらも大体同じような味になるが、熱湯で「お茶感重視」、水出しで「香り重視」のお茶が作れる。おすすめは水出し。
いれ方はどちらも
- エビアンと軟水=1:1の水出しで、茶葉3g(大さじスプーンすりきり1杯)につき150〜200mlの水
- 抽出時間は24〜48時間
もしくは
- エビアンと軟水=3:7の熱湯で、茶葉3g(大さじスプーンすりきり1杯)につき150〜200ml(まずは200mlがおすすめ)
- 抽出時間は5〜7分
- 出涸らしに熱湯を注ぐ場合、上記の半分の水分量からスタートするのがおすすめ。
といった感じ。
ベッジュマン&バートンはオータムブレンドがかなり衝撃的でしたが、やはり昔からの人気商品もおいしいですね。
私の好きな紅茶は、一番は相変わらずオータムブレンドですが、レパートリーとしておもしろい物をたくさん発見できました。
何かで見かけて「ベッジュマン&バートンどうなのよ?」と思っていた方なんかは、ぜひこの機会に飲んでみてはいかがでしょうか。
今回のいれ方が分かっていればそうそう失敗はしないかと思います。
以上、名前からは味が想像つかないけど、とてもおいしい紅茶の紹介でした。
ぜひ。
「ピッコロ」などのフレーバールイボスティーはお酒の割材としても優秀かも?
前回の記事にて、フレーバールイボスティーの話をしまして、エビアンと軟水で作った水出し以外は、どれも微妙だなぁ…というお話になりました。
一応エビアン100%も香りは結構出ていたので悪くはないんですが、やはり少々のルイボス味が出ていた方が美味っぽいことが分かりました。
つまり「もっとおいしく作れるから、あんまやらなくてもいいのでは?」という感じですね。
なんですが、ただただ作ったピッコロを無心で消費するのも何だかもったいないと思い、いろいろ試してみることに。
すると、どうやら割材としても案外悪くないのかも?ということに気付きました。
香りは最高ですからね。
どうやら「ピッコロ+かのか」がかなり好相性な模様
では本題に入りますが、ピッコロをはじめフレーバールイボスティーは割材として優秀っぽいんですが、何にでも合うか?と言われると違うようです。
(手元にある酒で試してみたところ)どうやら、「ピッコロ」と「かのか」の組み合わせが他よりも頭抜けて違和感がないような印象。
もちろん1本で何千円するものとかでは試してないですが、かのかは結構リーズナブルなのでこれはアリじゃないかなーと。
かのかおいしいんですよね。
焼酎なのにどこか日本酒っぽいというか、本当に度数が25なんだろうか?と思うくらいには飲みやすいのがいいですよねー。
私はあんまり麦・芋くさいというか、焼酎好きが歓喜するようなクセのある味は苦手なもので…。
しかし、その飲みやすさと程よい甘さが、おそらくフレーバールイボスティーに足りない部分を補ってくれるのでしょう。
まあ、ピッコロ(とかキャラメルとか)の甘い香りが苦手という人もいるかとは思うので、酒好きの方が果たしてこの「ピッコロ+かのか」を試す機会があるかは微妙ですが…。
ただ
- 酔いたいし、ある程度度数があった方がいいんだけど、砂糖とかジュース割はちょっと嫌だな
みたいな人とか。
糖分で手がベトベトになりますからね。
あとは
- フルーツ系のお酒とかチューハイはたくさん売ってるんだけど、何だか好みのものがないな
という人とか?
- 自分の好きな香りの酒がほしいな
とか。
そういう方は、試していただけるとまた新たな道が拓けるかも…?
とりあえず基本的に「香りのいいルイボス+かのか」にしておけばうまくいくと思われます。
ルイボスはだいたいどのくらい量で作ればいいの?
ということで、ここからは具体的な作り方に。
まず、ルイボスティーの作り方としては
- エビアン100%の水出しで、ティーバッグなら1包につき150ml、ばらの茶葉ならば3g(大さじスプーンすりきり1杯)につき200ml
- 抽出時間は冷蔵庫で3〜5時間(エビアン100%は3時間ピッタリだとややうすいかも)
といった具合。
これを作ります。
まあ、エビアンと軟水のミックスで作った方も割材としてはそんなに悪くないんですが、こちらはそのまま飲んだ方がおそらくおいしいんじゃないかと。
自分としては「ルイボス味がうすい方=エビアン100%の水出し」が適しているな、と感じました。
次にお酒はどのくらい混ぜるか?ですが、これに関しては特にこだわる必要はなさそうで、ルイボスを入れた分濃くなります。
なので、酒感をしっかり残したい方なんかは
「ルイボス:かのか=1:1」
「5時間おいたルイボス:かのか=2:1」
などがよいかもしれません。
逆にあんまり飲めないとか強いのが苦手という方は
「ルイボス:かのか=4:1」
とかですかね。
ちなみに私は「ルイボス:かのか=3:1」くらいの濃さが一番好きでした。
まあ、ピッコロを始めとしたルイボスはカロリーゼロで入れすぎても大して問題にはならないので、贅沢に行ってみるのもいいかもしれませんね。
しかし香りがプラスされるだけでこんなにおいしくなるんですねー。
ならば…
エビアンではなく酒でルイボスを抽出してみてはどうか…?→結果
これは飲んでいる最中に気付いたんですが、「これだけ割ってもいい香りがするんなら、直接酒に茶葉を突っ込んだらどうなるのか…」という疑問が。
普通にかのかとよく合いますからね。
ということで、3通りを試してみることに。
- かのか300mlにピッコロを大さじスプーンすりきり2杯
- かのか、エビアン150mlずつ、合計300mlにピッコロを大さじスプーンすりきり2杯
- かのか、水道水150mlずつ、合計300mlにピッコロを大さじスプーンすりきり2杯
- 抽出時間は3時間と6時間の時点で味見をした
です。
まあ、アルコールのせいで若干抽出が遅くなるとか、水と同じようにいかない感じはしますが、何らかのとてつもない変化が起こる可能性もありますからね。
で、結果どうだったかといいますと、
- どれも話にならないくらいマズい!!
という結果に…。
その飲みづらさは、かのか原液そのままよりもアルコールをキツく感じるほど。
つい「うわっ…」と言ってしまうくらいでした。
なんというか、本当の本当に安酒の、悪酔いしそうなウイスキーみたいな味で、半分くらいに薄めてもまだ違和感のある仕上がりでした。
ウイスキーの原液より飲みづらいんじゃないでしょうか。
まあ、実験でちょっとしか作っていなかったのでコーヒー割にして何とか飲むことに成功しましたが、これは…。
普通に水で抽出したのはあんなに相性バツグンなのに…。
ということで、普通に作るのがよさそうです。
ただ、上記で紹介した「かのかのピッコロ割り」は、普通にバーとかレストランで出てきても全く問題ないくらいの味なので、ぜひとも参考にしていただければ。
ちなみにみなさんのよく行くスーパーでは「かのか」はいくらで売ってますか?
私が初めてスーパーで買った時は1400円でしたが、更に10分くらい行ったところにあるイオンでは1050円で売っておりました。
まあ、1400円でも高くはないと思いますが…
とりあえずamazon等も含め、チェックしておくことをおすすめします。
まとめ
- 「ピッコロ+かのか」がかなり好相性でおいしい(他のフレーバールイボスでもおそらくイケるはず)
- 割合としては「ピッコロ:かのか=3:1か4:1」からスタートしてみるとよい、かも
という感じでした。
まあ、ピッコロもったいないよ!という方は、かのか単体でも十分美味なのでそれでもよいかもしれません。
本当にスッキリした日本酒みたい。
私はこれから、友達が家にくる、友達の家にいく時は適当な酒よりもこれを持っていこうかと思います。
紅茶のお酒を買うより多分おいしいですよ。
そんな、すばらしい発見となりました。
それでは。
無限の可能性を秘めたルイボスティー「ルピシア ピッコロ」のよさを再び羅列してみる
新生活…となりますと、部署が変わったり時間がなくなったりといろいろ忙しいことになるかと思われます。
その中で最も後回しになりがちなのが「食事」なのではないでしょうか。
ついつい面倒だからとレトルトやカップ麺が増えたり、味気ない物ばかりになったりしてはいないですか?
ということで今回は、そんな新生活、特に時間に追われる方なんかにおすすめな超すばらしいルイボスティー、ルピシアの「ピッコロ」を紹介します。
過去の記事はこちら。
- 時間・美容・ティータイム…生活が変わって失われるもの
- ピッコロだけでなくエビアンも必需品なので、忘れないように!
- ピッコロの目的別にみる時間や水の使い方について
- まとめ
- おまけ:ピッコロ関連の注意点など
時間・美容・ティータイム…生活が変わって失われるもの
新生活になると当然環境が変わったり、新しい出会いやチャンス、見たことのない現象に見舞われることが多いもの。
私も大学→就職となった際に急に酒好きの知り合いが3人もできて驚いたことがあります。
まあ、それはいいんですが、今回紹介するピッコロがなぜこんなにも新生活のよきパートナー足りえるのか?といいますと。
1.「時短」 紅茶と比べて圧倒的に短い時間で作ることができる
まず1つ目の理由は、「ルイボスティーの抽出時間は紅茶に比べて圧倒的に短いから」です。
もっと厳密に言うならば、「おいしい!と思えるバランスになるまでの時間が紅茶に比べて非常に短くてすむ」といった感じでしょうか。
わたくしは、他の記事でも書いたことがありますが、基本的に紅茶の抽出時間は「最低でも冷蔵庫で24時間、好みで36時間、最大48時間と伸ばして自分の好きな濃さを見つけて!」というお話を書いています。
水出し紅茶ですね。
一方、商品によって濃いか薄いかの違いはあれど、(フレーバー)ルイボスティーの抽出時間は「最低でも冷蔵庫で3時間、長くとも5時間」なのであります。
つまり、紅茶に比べて最大何%くらい…?少なくとも1/10程度の時間で、勝るとも劣らないお茶が作れてしまうのです。
まあ、フルーツとかキャラメルの香りなんで、お茶と言っていいかは微妙ですが…。
3時間ですよ。
ま、さすがに朝起きがけでセットするとなると時間が足らないこともあるので、茶漉し付きの水筒を用意して丁度3時間後が昼になるようにするとか、職場の冷蔵庫で作っておけるように道具を揃える…とかになりますか。
しかし、帰ってきてから「(私は濃いめが好きなんで)これがおいしく飲めるようになるのはあさってか…」と思いながらセットするのもなんだか寂しいものですよ(笑)
出来上がったその時には別の紅茶が飲みたい気分になっている可能性だってあるわけですし。
もっと身近な例でいえば、帰ってきてからセットしても風呂上がりや寝る前には間に合いますね。
などなど考えると、たった3時間待つだけでおいしく作れるルイボスティーはありがた〜い存在といえます。
ティータイムの準備も簡単。
2.「美容・健康」 おいしいお茶=糖分やカロリーが高い?
砂糖の摂りすぎはよくない!いろいろな面で健康に影響が!というのは周知の事実ですが、それでも甘くておいしいものは飲みたくなります。
まあ、砂糖単体ならさほど…かもしれませんが、そういった商品には大体脂質とかもたくさん含まれていたりするので、どうしてもカロリー過多になりがち。
そこでお役立ちなのが「フレーバーティー、フレーバールイボスティー」であります。
この理由としては、「やはり香りの質・量ともに非常に申し分ないから」であります。
ある本に書いていた内容によりますと、「オレンジ1個(可食部は約100gの模様)を食べたのと同じ満足感をオレンジジュースから得ようとすると、だいたい1800mlくらい必要」だそう。
まあ、果肉を噛んで味わうのと素通りするのとでは、そのくらいの差が出てもおかしくはない気もします…。
これはつまり、「口や鼻に香りとか味が残らない割にカロリーや糖分が多いので、ジュースを日常的に飲む人には諸々の問題が起こる」と言えましょう。
いちごも糖度がめちゃ高いものよりも、多少糖度が低くても香りが濃いものの方が甘く、おいしく感じられるそうですからね…。
なんとも。
しかし、フレーバーティー・フレーバールイボスティーはそのジュースに不足している「香り」が豊富なのであります。
飲んだ後も声を発するたびに香りがするほどなので、私もジュースや酒を控える際はずいぶん甘い香りの紅茶には助けられてきました。
つまり何が言いたいかといいますと、おいしいフレーバーティーは
- そんなにたくさん飲まなくても満足感がある
- カロリーや糖分はゼロ。なんなら紅茶もルイボスティーも健康成分がたくさん
- (おいしくて幸せ)
という、破格の飲み物なのであります。
そして「でも、他の記事読んだけど、フレーバーティーって30時間とか置かないといけないんでしょう?毎回それやるのは…」という方もおりましょう。
そこでおすすめなのが「3時間で飲むことが可能で、その上カロリーのないピッコロ」なのです。
まあ、この2つ目の項目はもちろん「ピッコロの原料となるルイボスティーが体によい」、というのもありますが、「余計な糖分やカロリーを摂らないから美容や健康によい!」という感じでしょうか。
精製された糖の代謝にビタミンとか特定の栄養を使うらしいですからね。
何かと食に手を抜きがちな新生活においては、そこそこメリットがあるかも?
3.「利便性」 入手性や価格のバランスのよさ
最後になりますが、ルピシアは大体どこにでもある…というかどこからでも注文できるので、いつでも買えるのが非常にありがたいです。
あと安い(重要)。
というのも、2000円くらいでおいしい紅茶があっても通販サイトにそもそもイチオシ以外の商品がなかったりすることがあると「次いつ行けるかな…」と思っているうちに忘れてしまったり。
半年に1回買えればいいかなーと思いつつ、「でも、次いつ行けるのかが分からないから…」と飲むのを躊躇ったり…。
など、紅茶好きにも色々な悩みがあるものです。
しかし、ルピシア(ピッコロ)は大体いつでもありますし、50g800円くらい、とその辺は全く問題ナシ。
これは結構大事なポイントだと思いませんか?
なぜなら、いくらおいしかった紅茶でも半年くらい経ってしまうと、買うモチベーションはほぼ0になることも珍しくはないですからね…。
紅茶だとイメージしづらいかもしれませんが、おいしかった肉料理やそばとか。
私も千葉で食べたお寿司は感動しましたが、やはり「それを食べるためだけに旅行の計画を立てられるか?」と言われると、まあ、いろいろ考えちゃいますよね。
1週間くらいいられるなら行くかもしれません。
ということで、私も環境が変わることは何度かありましたが、やはり「ピッコロがあってよかったなぁ」と思うことが多かったように思います。
簡単なんですもん…。
ピッコロだけでなくエビアンも必需品なので、忘れないように!
それでは具体的ないれ方は、といいますと
- ルピシア「ピッコロ」は、エビアン:軟水か水道水=1:1の水出しで、ティーバッグ1包か茶葉3g(大さじスプーンすりきり1杯)につき150〜200ml
- 抽出時間は冷蔵庫で3時間、長くとも5時間(厳守!!)。それ以上置くとルイボス味が濃くなり、スパイスの効いてないチャイのような、かなり微妙な味になってしまう
- 熱湯もかなり非推奨
という感じであります。
まあ、この辺はエビアンさえ忘れなければ他の紅茶とかと同じなので心配はいらないかと思われます。
ちなみに、このいれ方がおすすめなのは、ピッコロは結構な人気商品であることも理由の1つであります。
なぜかといいますと、おそらくエビアンと水道水を混ぜて作ることってほぼないからです(ないですよね…?)。
ということはつまり、人気商品でたくさん売れてはいるものの、ピッコロは
- いちごオーレ、いちごミルクみたいに甘くておいしい!
ではなく
- 味としては、なんだかチャイっぽいけど、シナモンとかジンジャーっぽさがない
みたいな味と認識されてしまって、かなりもったいないのではないかと…!
いちごオーレがチャイに…。
これは「賞味期限が近いから」といって缶詰めを捨てるのと同じくらいもったいないことですよ。
缶詰めは1年くらい過ぎてても問題ないことが多いらしいですね。
それはいいんですが。
ただ、多くの人はピッコロを熱湯でいれているはずなので、「なんだかいつもと違うチャイみたい」と感じている人は結構多いかもしれませんね…。
ピッコロの目的別にみる時間や水の使い方について
ちなみに自分だけの偏見だと良くないので、知り合いとか家族にも色々なピッコロを飲んでもらいました。
すると、やはり「いれ方でこんなに変わるの?」という意見が多数。
ここで飲んでもらったいれ方としては
- エビアン:水道水=1:1の水出し、3時間
- エビアン:水道水=1:1の水出し、8時間
- エビアン100%の水出し、3時間、5時間、8時間
- 水道水100%の水出し、3時間、5時間、8時間
- 熱湯(水道水100%)で3分、5分
です。
しかし、今回紹介した「エビアン:水道水=1:1の水出し、3時間」以外は、かなり微妙な仕上がりになりました。
上記の通り、5時間くらいまでなら人によっては「こっちの方が甘さ控えめっぽくて好きかも」という人もおりました。
が、それ以外は散々で、特に熱湯は「もう買わないかな」「袋を開けた時の香りから、何がどうしてこんな味に…」という人まで…。
どうしても袋を開けた際の香りをかいでしまうと、その期待にかなうお茶にするのは難しいようです。
まあ、説明からして「ハニー、ベリー、アプリコット」なんで、そもそもお茶っぽさやチャイっぽさはあんまりイメージに合わない気もしますからねぇ。
よって、少々しつこくなりますが、
- 「エビアン:水道水=1:1の水出し、3時間もしくは5時間」以外はかなり非推奨!!
というのが結論であります。
ただ、裏を返してみれば、クセのあるはちみつアメとかアプリコット(アンズ)そのものが好きな、まあ、ちょっと特徴的な味といいますか。
「まさか、いちごオーレみたいな、こんなジュースみたいな香りとは思わなかった」という人にとっては、熱湯でいれてもらったり、水道水の水出しで8時間程度置いて「ルイボスのハーブっぽさを出しつつ香りをなるべく移さない」といいかもしれません。
なかなかいないかもしれませんが、マンゴーそのもの(ちょっと生臭いような)は好きだけど、マンゴー味のお菓子とか飲み物はあんまり、みたいな人もおられるかもしれませんし…。
先述の通りチャイっぽい感じはしますが、一般的な(?)チャイとは結構違うので、そっちが好みの方なんかも。
ということでした。
ぜひとも、このピッコロのよさを味わってくだされば。
まとめ
ルピシア「ピッコロ」のすばらしい点は
- 「時短」「美容・健康」「利便性」の3つを兼ね備えていること
おすすめのいれ方は、「袋を開けた際の香りが好き」な場合は
袋を開けた際の香りが「なんか好みと違うかも…」という場合は
- 水道水100%の水出しで、ティーバッグ1包か茶葉3g(大さじスプーンすりきり1杯)につき150〜200ml
- 抽出時間は冷蔵庫で8時間程度か、涼しい日ならば常温で〜5時間(どちらもこのくらい置かないとルイボス味が薄い)
もしくは、
- 水道水100%の熱湯で、ティーバッグ1包か茶葉3g(大さじスプーンすりきり1杯)につき150〜200ml
- 抽出時間は3〜5分
という感じでした。
ルピシアのピッコロは新生活…というかあらゆる状況において非常に便利であるため、一度は飲んでみることをおすすめいたします。
おまけ:ピッコロ関連の注意点など
ピッコロを買う際というか、ピッコロ関連での注意点を少し。
1.ティーバッグより断然茶葉が安い!
ピッコロはティーバッグと茶葉の両方があります。
もしかしたら営業妨害になるのかもしれませんが、個人的には「茶葉」がティーバッグよりかなり安く買えるのでおすすめ。
200g入りとかもありますからね。
ただ、ティーバッグは水筒やペットボトルにセットして持ち歩くのが容易、という点で非常に便利。
捨てるのも簡単ですし。
茶漉しつきのボトルも売っているので、茶葉をセットして持ち歩くのが不可能とも言えないのも迷うところ。
なので、目的やお財布と相談して決めてもらうとよいかもしれませんね。
2.あの、似たような方がおられるのですが…?
前の記事でも少々ふれたのですが、「ヤミー」というルイボスティーもあります。
こちらは「ストロベリーとバニラの香り」とあるようにとてもおいしそうで、袋の説明からすると「こっちの方がいちごオーレっぽくない?」という感じ。
しかし、実際飲んでみるとそうもいかず、ヤミーとピッコロは説明が逆なのでは?という味なのであります。
いや、どちらもおいしいですし、初見では「ルピシアが間違えて、同じのを入れたのかな?」と思うくらいに香りは近いです。
ただ、「ピッコロはもろにいちごオーレ」「ヤミーはピッコロよりさらにチャイっぽい」という不思議な関係値なのであります。
つまり
- 「ハニー、ベリー、アプリコットの、アジアのどこかの地方で出されそうな飲み物っぽい味にしたいならヤミー」
- 「いちごオーレとかいちごとバニラのアイスみたいな味にしたければピッコロ」
と、個人的には感じました。
袋の説明通りの味にしたければ逆かな?という感じ。
といっても、チャイ自体そんなに飲まないので、自分の感覚が合ってるかはちょっと怪しいですが…。
ただ、余裕がある方は飲み比べてみてもおもしろいかもしれません(笑)
ちなみにヤミーもピッコロと全く同じいれ方で問題ナシ。
が、おすすめはやはりエビアンと軟水=1:1、5時間。
3.ピッコロ以外のおすすめは?
そんなにたくさんの種類を飲んだわけではないですが、ピッコロと同じくらいおすすめできるのが同じくルピシアの「キャラメル&ラム」。
こちらも塩気が合いそうな(というか既に塩気が入っているかのような)、非常に香りの質がよいルイボスティーであります。
こちらもヤミー同様、ピッコロと全く同じいれ方でおいしく作ることができます。
正直なところ、今回の記事の内容のほとんどが当てはまるようなルイボスティーなので、
- 紅茶やフルーツが好きな人はピッコロから
- カフェラテとかチョコレートが好きな人はキャラメル&ラムから
というのがいいかもしれません。
どっちにしても超おいしいんですが。
しかも、ピッコロと同じくカロリーなく作れてしまうので、コスト不相応に優秀だと思いますねー。
すばらしい。
他にも、ルイボスではないですが
なんかも、かなりおすすめ。
ということで、新生活が捗る逸品でございました。
新生活や環境が変わることによって色々あると思いますが、紅茶やルイボスティーはいつだって我々の味方なのです。
なんて(笑)
アバンスのアールグレイオレンジって安いけどおすすめなの?どうなの?
先日コメントをいただいてから気になっていたアバンスのアールグレイオレンジ。
実はこの商品、近所のスーパーに「一番人気」という札が貼ってありまして、「ほうほう」と思う一方で「大容量パックを出してるところのやつか。おいしいのかな…」という感じで気になっていたので、試してみることに。
今回検証?というか確かめたいこととしては
- 単純においしいのかどうか、加えておいしいいれ方はあるのか
です。
まあ、「オレンジ」と名のつく紅茶で安いものはそんなにないので、おいしければ御の字ということで。
香料が強い紅茶のよさを活かすには…?
さっそく。
香りとしては、フーセンガムのオレンジ(しばらく食べてないですが…)みたいな感じで、色々な人がAmazonでレビューしている様に香料は結構強めな印象。
メープルシロップや砂糖、ミルクティーがいいとありますが、まあ、そうねストレートはちょっとね、といった感じ。
オレンジっぽいと言えばオレンジっぽい感じはそこそこ。
はい。
が、それで終わったら身も蓋もないのでちょっと飲み方についての話を。
まず、この紅茶に限らず香料が強い紅茶におすすめのいれ方として、
- 茶葉多め、かつ短時間常温の水出し紅茶
が(個人的には)おすすめです。
これはなぜかといいますと理由は2つありまして、1つ目は「オレンジは多少の苦み・渋みがあっても大丈夫な味だから」です。
ビター系というか、ほろ苦いチョコレートやココアにもオレンジが合うように、単体よりも多少苦みがあった方が雰囲気としては◯。
どうも「オレンジ〜」というと、オレンジジュースとか本物のオレンジと比べてしまうかもしれませんが、「ちょっとビター系のそういう飲み物なんだ」と思ってもらえれば大分印象も変わるんじゃあないでしょうか。
なんというか、「これ、行列のできる和菓子屋さんのお菓子でね。3時間待って買ってきたんだよ!」と言われると期待だけが先行しすぎて微妙だが、何にも言われず普通にもらって食べれば非常にありがたい、みたいな。
もちろん甘くはないんで紅茶飲料と比べるのも非推奨。
もうひとつは、「香料自体は強いが根強くない(?)ので、あんまり熱を加えたり時間を置いたりしない方がよいから」です。
香り自体は結構すぐ消えてしまうので、熱を加えて飛ばすのも、長く時間をかけて香りを抽出するのも微妙。
熱湯でいれれば茶葉の味は出ても何の紅茶か分からなくなりますし、長く時間を置いても苦みが増して味のバランスが悪くなる一方であります(まあ、人によるのかもしれませんが…)。
そこで取るべき方法が「茶葉多め、かつ短時間常温の水出し紅茶」ということです。
つまり、「2倍くらい香りをつけて、苦みが出すぎる前にティーバッグを出す」というお話であります。
このいれ方はカシス系のフレーバーティーにも応用できる(はず)
この方法は高い紅茶にも使えないことはないですが、それでは少々もったいないですね…。
まあ、アールグレイやアップル系にはあまり使えないやり方かと思います。
やるとしたら
「ローズ系」
「キャラメル・チョコレート系」
「オレンジ系」
「バニラ系(香水みたいな)」
あとは、意外にも
「カシス系(ブルーベリー系はモノによる。ワインっぽければいいかも?)」
もイケたりします。
それに関してはこちらも参考までに。
余談ですが、カシスリキュールは飲めたもんじゃない物が結構ありますよね…。
カシスミルクティーとか…。
お願いだから変に加工しないで…。
それはいいんですが。
私個人の意見としては「悪くないかな」という紅茶ができましたが、本当に飲む人によると思うので参考までに。
ただ、店によっては驚くほど(本当に驚くほど)安く売ってたりしますので、試すくらいならアリかと。
上記のように、「オレンジには多少の苦みがあった方がよい」という認識が製作者サイドにもあるのか、値段の割に苦みというか、味は濃く出る方だと思います。
カップやポットの容量をチェックしてからやってみよう
まあ、そんなにはっきりと「いれ方」というほどではないんですが。
だいたいティーバッグ1個で150mlくらいできるはずなんで、それを150〜200%にします。
そして、マイルドになるよりも苦みが出た方がいいのでエビアンは使わず水道水のみ。
つまり
- 水道水100%の常温の水出し紅茶で、ティーバッグ1個につき100〜75ml(適当でいいと思います)の水
- 抽出時間は6時間程度
という感じ。
寝る前に適当にポットやピッチャーに放り込んでおくイメージでよろしいのではないでしょうか。
まあ、注意点があるとすれば、カップの容量って意外と把握できていなかったりするので、初回だけは測るのがおすすめ。
これは他の紅茶を作る際にも言えることではありますが、紅茶そのものがイマイチな場合と水分がドンブリ勘定すぎてイマイチな場合があるので、ちょっと注意。
「おいしく飲めている」「この味が好き!」という方ももちろんいるかとは思いますが、ぜひ。
ちょくちょく「おいしくなかった」という評価も見受けられますんで、何かの解決策になれば。
おそらく、ミルクティーにしたりメープルシロップを入れたりするよりはおいしくなるのではないかと思います…。
まとめ
- アバンスのアールグレイオレンジは「茶葉多め、かつ短時間常温の水出し紅茶」がおすすめ
- 理由としては「オレンジは多少の苦み・渋みがあっても大丈夫な味だから」、「香料自体は強いがしぶとくないので、あんまり熱を加えたり時間を置いたりしない方がよいから」の2つ
- いれ方のめやすは「水道水100%の常温の水出し紅茶で、ティーバッグ1個につき100〜80mlの水」「抽出時間は6時間くらい」
といった感じです。
総評としては、「家にあったら今回の常温水出しを試すべきだが、買うべきかどうかと言われたら悩む」という感じですかね…。
どちらかというと今回の記事は「すでに買ったけどうまく飲めていない」「たくさん買ったけどちょっと飽きてきた」という方向けかもしれません。
しかし、そんなに高いものではないので試してみるのも悪くないかな、とも思います。
結局のところ、おいしいオレンジティーが飲みたければレディグレイの存在が強すぎるのですが(笑)
何にせよ、紅茶が売れることはいいことだと思うので、リピートする方が1人でも増えたらいいなぁ。
このアールグレイオレンジを好きな人が、もっと好きになりますように。
「お弁当に合う紅茶」ミルクティー用ブレンドこそ実はストレートティーにして飲むべきだぞ!
今週のお題「お弁当」
久々に投稿するのでたまにはお題に乗っかってみようかな…。
当ブログは紅茶やお茶が主なテーマになっておりますが、今回は何かといいますと「食事(お弁当)に合う紅茶」です。
(もしかしたらお題から乖離しているかもしれませんが…。)
どうでしょう、「紅茶」と言うとどうしても「甘いものとセット」という認識がある方も結構おられるのではないでしょうか。
おられるというか、結構多い…?
しかし、実はいれ方や茶葉によって塩気に合う紅茶にすることも可能だったりします。
考えてみれば、午後の紅茶の無糖が結構好評なようなので、「紅茶も種類によっては塩気が合いそうだよね」という方もいるとは思いますが、今回はそんな紅茶を家で作るにはどの茶葉・ティーバッグを買えばいいの?というお話を。
ミルクティー用の茶葉はミルクティーにしない方がいい場合もあったり
さっそくその茶葉はなんなのか?といいますと、項目にもある通りですが
「ミルクティー・ロイヤルミルクティー用ブレンド」
です。
です…というか、そういうカテゴリで売られている商品ですね。
なので、アッサム単体とかも一応入ります。
どういうことか簡単に説明しますと
1.なにしろ味が濃い
紅茶にとって特に大事なのが味の濃さでありましょう。
もちろんここでいう味の濃さは「苦み・渋み」ではなく「甘さ(厳密にいえば甘い!と感じさせるナニカ?)」のこと。
まあ、お弁当に合う紅茶は多分苦い紅茶ではないですからね。
で、なぜミルクティー用ブレンドかといいますと、ミルクを入れてもわりとしっかり味がする紅茶だからです。
どうも単一のダージリンやディンブラをミルクティーにしても「苦みは薄まったから飲みやすくはなったが、紅茶の味も薄くなったからおいしくはないかな…」というのが困ったところ。
しかし、後ほどいれ方は紹介しますが、ミルクティー用ブレンドは渋みに負けないくらい色んな味が出ているので、渋みだけをおさえてやれば結構いい塩梅の紅茶に。
簡単にいえば、渋みが出ないようにちょっと薄くしても、それでもなお他の紅茶より濃くて甘いということですね。
いや、専門家じゃないのではっきり言えないですが、それでもミルクティー用ブレンドを甘く感じるのは確かであります。
2.たくさん入っていて安い
たくさん飲むという点で考えれば「安い」というのはとてもありがたいところ。
紅茶はおいしくないから安い物もあると思いますが、ミルクティー用ブレンドが安いのは原料のアッサムやディンブラなどが非常に安価だからでありましょう。
渋みを抑えればコスパが非常によい茶葉であることが広く知れ渡れば、もうちょい値段が上がったりするんですかねー。
また、ふつうにアッサムやディンブラの大袋を買ってきて自前で混ぜるよりも(何故か)おいしくなるケースが多いので、買ってきてそのまま使えるのも◯。
もっともこれはブレンドというかメーカーによるかもしれませんが。
紅茶(特にアッサムは味が濃い=それだけ栄養成分が濃いとかなんとか)自体はおいしいだけでなく健康にもいいので毎日飲むだけのメリットはありますし、気軽に試せる・継続できるのは本当にすばらしいですね。
とまあ、人によってはまだまだ注目すべき点はあるかと思いますが、誰にとっても有用な点を挙げるとすればこの2つでしょうか。
お次はいれ方を。
ミルクティー用ブレンドは「水出し」「短時間」が最高
まずいれ方としては、「渋みを抑える」というワードが何度か登場した通り水出しの紅茶にします。
で、ここで注目すべきなのが「時間」と「温度」(と水の硬度)です。
どういうことかといいますと、私は普段は冷蔵庫での水出し紅茶をおすすめしているのですが、「ミルクティー用ブレンドに限っては常温がおすすめ」です。
常温というのも地域や気候によって違いますが、掃除機をかけたり床を磨いたりしたら半袖になりたくなるくらい?
つまり、15〜20℃くらいですかね。
ちなみに常温がいい理由は自分でもよく分からないんですが、冷蔵庫だとあんまりミルクティー用ブレンドの甘さが分からないというか、そこまでおいしくなりませんでした。
謎。
ただ、1つそれっぽい理由を挙げるとすれば、「ガッテン!」のレモンの回で「レモンらしさを決める第3の要素は苦み」とやっていたので、そんな感じなのかな?と。
つまり、ミルクティー用ブレンドは多少の苦みがあった方が味に深みが出るのかなと。
アルギニンとか一部の成分は苦みと甘みを兼ねているようですし。
しかしレモンの回は驚きましたねー。
苦みも必要なんですね。
それはいいんですが、この水出し紅茶に所要する時間は具体的に言うと6時間程度がおすすめ。
「水出し紅茶の常温は菌がヤバいんじゃ…」といった話をしたこともありますが、茶自体の殺菌作用もありますし、6時間ならば特に問題はなさそう。
もう少し濃いめが好きな方は茶葉を増やすか、様子を見ながら10時間くらいは置いてもいいかもしれませんね。
また、水の硬度なんですが、大抵甘い紅茶やうまみが濃いように感じられる紅茶を作る際はエビアンを混ぜる必要がありますが、今回は必要ナシ。
水道水で十分。
むしろ水道水でないとうまいバランスにならないことも。
それもこのミルクティー用ブレンドの手軽さに一役買っております。
まあ、寝る直前にセットして、そのまま朝起きて飲むとか水筒に入れ替えるとか。
では、お弁当(塩気)に合う茶葉のおすすめといれ方は?
「ミルクティーにおすすめの紅茶はミルクティー用ブレンドではなくイングリッシュブレックファースト」という話は何度か書いていたので、今回のこの水出し紅茶におすすめのミルクティーブレンドを。
2つあります。
キャピタル 特選ロイヤルミルクティー
こちらは200g入りで700円しないという安さが非常に魅力的であります。
そして安いだけではなく甘い紅茶が作れます。
甘さの系統はそうですねぇ…。
抹茶アイスや抹茶飲料のような、「やや苦みのある抹茶+砂糖」系の甘さでしょうか。
結構抹茶感が残ってるやつみたいな。
分かりにくくてすいません…。
つまりは、ここまで茶の味が活きながら甘みのある紅茶は砂糖やミルクを入れても作れないのでおすすめ、ということであります。
注意点としましては、茶葉が細かいせいか思ったより濃く出るので、上記の200mlに3gは、人によっては飲みにくいかもしれません。
なので、300mlに3gなど、ちょっと薄めから始めてみるのも◯(私の母はこのくらいの濃さが丁度よかったそうな)。
まあ、そうするとコスパがいいどころの話ではなくなってしまいますが(笑)
いれ方は
- 水道水100%の水出しで、茶葉3g(大さじスプーンすり切り1杯)につき180〜200ml程度
- 抽出時間は常温で大体6時間〜10時間
という感じ。
SAARA アッサム
2つ目はコチラ。
贈答用というか、ブルックスさんのコーヒーは結構前から飲んでいたんですが、紅茶があることを最近知りました。
アッサムが大好きな私としては「ミルクティーならいいかもしれないが、この値段だとストレートはどうかなー?」と思っていた矢先に、知り合いからこのアッサムをもらいました。
普通においしかったです。
味の方もキャピタルさんのロイヤルミルクティーと似た雰囲気でありました。
が、そのまま熱湯でいれている人にとっては割高に感じられるかもしれませんね…。
やっぱりアッサム系は熱湯NGですよ。
また、SAARAの素晴らしい点はティーバッグであることです。
なぜかといいますと、まずCTCは底にめっちゃ沈むので、ポットの形や状況によってはうまくいかないことが多々あるからです。
下だけ色が濃くて上がほぼ無色とか…。
が、ティーバッグは吊るしておけるので下に溜まる心配はありません。
どうも上から下に味が出ていく模様。
また別の理由としては、ティーバッグは水筒やペットボトルにセットしておくことが可能で、持ち運びにはもちろんポットから移す手間もかからないため。
忙しい朝ではなく、寝る前にセットしておけるのがすばらしい。
そのため、カップさえあれば新たに茶道具を買い足さなくてもよく、「おいしい茶は飲みたいけど、いろいろ揃えないとダメなんでしょう?」という方にもおすすめ。
うーん、便利。
コチラのアッサムは
- 水道水100%の水出しで、ティーバッグ1個につき150ml程度(キャピタルよりやや薄めに出るため)
- 抽出時間は常温で大体6時間〜
です。
まとめ
どちらもさほど高くはないのでお好みでよいと思いますが、両者の特徴を超簡単に言うと
- キャピタル ロイヤルミルクティー:コスパの鬼!
- SAARA アッサム:めっちゃ便利!
でしょうか。
「既に道具を一式持っている」
「朝はそんなに忙しくない」
「茶を移し替えるのを面倒だと思ったことはあまりないかな」
なんて方はキャピタルを。
逆に
「ポットとか茶漉しは持ってない」
「持ってたとしてもちょっと毎日用意するのは面倒くさいかなぁ」
「でも、味が薄いとかお茶の味がしないのはイヤ」
なんて方はSAARAがいいかもしれません。
まあ、正直なところ味は結構似たような感じなので、ご自身のスタイルに合った物を選択していただくのがよさそうです。
ということでした。
今日の結論をまとめますと
- いれ方は、茶葉の形状とかブレンドにもよるが、基本的には「水道水100%」「大体180〜200mlくらいの水に対して、大さじスプーンすり切り1杯の茶葉かティーバッグ1個」「抽出時間は6時間くらい」がおすすめ
- ミルクティーはイングリッシュブレックファーストで作ってね
という感じでした。
参考にしていただければ。
それでは。
お礼のコメントが投稿できひんやないか
先日コメントをいただいたのですが、なぜかコメントの投稿ボタンのぐるぐるが永遠に終わらないままついに2日が経ってしまったので、コメントへの返答も兼ねて紅茶の紹介をいたします。
次回(次回というか投稿を再開?)になりますがアバンスのアールグレイオレンジを紹介しようかと思います。
ウチの近くのスーパーでは「一番人気」と札が立っているのですが、他のアバンスの商品を見る限りおいしいから一番売れているというわけではなさげ。
どんな味になるのでしょうか。
今回はコメントをくださった方にお礼のコメントとしてこの記事を書かせていただきます。
コメントありがとうございました!
そして遅くなって失礼しました!