おいしいルフナは水出し紅茶に最も適性がある茶葉かもしれません「ディルマ ヤタ・ワッテ」など
何度か買ってはいたのですが、色々ないれ方をするようになってからはあまり飲む機会がなかったルフナ。
現在は3:7とか1:1のようなやり方を発見したので、ルフナという茶葉を再評価してみたいと思います。
そんなにたくさん飲んだわけではないので、これがルフナの品質と言っていいかは不明ですが…。
おいしいルフナは簡単に言うと「みたらし団子みたいなやつ」
まずこれなんですが、香りを嗅いでパッと思いつくイメージは「みたらし団子」です。
もちろん食べてしまったら味が全然違うのは火を見るより明らかですが、香りの感じは結構似ているんじゃないかと。
いれ方によっても多少変わるのでこれは後述します。
また、調べると「ルフナはスモーキー」と出てきますが、スモーキーというよりかは、醤油っぽいというか…。
人によって感覚は違うと思いますが、少なくともスモーキーという言葉でイメージする香りではない気がしますねー。
紅茶にはキームンとか、ブレンド名は色々ありますがお焼香みたいな香りのするものとか様々あるので、そちらを知っているとあまりスモーキーではないかもしれません。
また、「なんだか渋そうな香りだな…」という人もいるかも。
と、概要はこのくらいにいたしまして。
今回ルフナをチェックするために用意したモノはこちら。
1.ディルマ ヤタ・ワッテ
これは5年くらい前、ちょっと紅茶に詳しくなって図に乗っていた頃「ルフナって品種もあるのか!」と思って買った紅茶。
私の中でルフナはすごく濃厚でうまいイメージがありますが、これはほぼヤタ・ワッテのおかげです。
以前紹介したウダ・ワッテはやや不本意な結果になりましたが、これは文句なしに2000円払うことができる紅茶です。
2.ヘラディブ ルフナ
帰りに近くを通る「やまや」にかつてあったルフナ。
ヤタ・ワッテほどのみたらし感や濃厚感はないですが、値段の割に特徴が出ていて私は好きでした。
もう店には置いてないですが…。
ちなみに、100g500円くらいだったと思うんですが葉が長いのと茎が多いため、結構いい茶葉(いい生産者?)なのかもしれません。
同系統で語っていいかは不明ですが、「茎茶は見栄えが悪いから安いだけで、実際は適度に茎が混じっているお茶がおいしい」という話が緑茶の本にありましたので。
なるほど。
3.ルピシア セイロン・ルフナ
ヤタ・ワッテはちょっと高いので、それに代わるルフナとして最初にチェックしたのがこちら。
ちなみに、上記のヤタ・ワッテ、ヘラディブと違い茶葉が細かめです。
こちらは説明欄に「ミルクティーにぴったり」とあるため、「ほうほう。ルフナってどうやらミルクティーにするものらしい」と認識されるかもしれませんね。
ルフナは熱湯でいれるとかなり微妙ですが…
例によって、これらのルフナも最初は熱湯で作りました。
「沸騰させた熱湯」
「沸騰させたエビアン」
「エビアン:水道水=3:7」
ですね。
結論から申しますと、最後の3:7はそこそこいい具合になりましたが、どちらかというと「苦くないから飲みやすい」という感じ。
おいしいルフナが飲みたい!という場合はちょっと違うかな?
ちなみに沸騰させた熱湯・エビアンは散々な結果でして、いれ方を変えればおいしくなるかな?とすら思えないほど苦いです。
もちろん茶葉の量とかにもよると思いますが…。
また、この傾向は水出し紅茶がおいしいルフナほど確認できるような気がしまして、何となくですが「熱湯にしたら苦いルフナほど水出しが濃厚になる」のかもしれません。
紅茶はなかなか味の予測がつかないですが、これはいい傾向かと。
きっと香りがいいんでしょうね。
ということで、ルフナの現時点でのおすすめのいれ方は
です。
どちらも試してみてほしいですが、おすすめはディルマ、ヘラディブはエビアン100%の水出し、ルピシアはどちらも可能(結構薄く、そんなに味が変わらない)という感じです。
ルフナは調べても「ミルクティー用」とか「熱湯で」と出てきますが、そのやり方だと非常に飲みづらいのでご注意くださいませ。
私もヤタ・ワッテを初めて買った時は水出しという発想がなかったため「うわっ…」となりました(笑)
なんというか、他の紅茶以上に「あっ、いれ方が悪いだけでポテンシャルはあるんだろうなと感じにくい紅茶」といいますか…。
実際は超いい紅茶だったんですが。
また、ルフナは多分香りが強い紅茶だからだと思うのですが、ミルクの風味と茶の味が一緒に来るからか不明ですが、ミルクティーにするとあまり味のしない時間帯があります。
そのため、過去にいくつかそういった紅茶を紹介したことがあったかもしれませんが、正直、数mlでも存在感のあるような、相当濃厚なミルクでないとルフナとの共存は不可能なように思います。
茶葉の説明というか理屈では相性抜群な感じはするんですけどねぇ…。
うーん。
生クリームとか…?
岩手とかにすごい濃厚なミルク作っている牧場ありましたよね…?
まあ、少なくとも「ミルクとルフナの香りが合わさっておいしくなる」わけではないようです。
飲んでみれば一目瞭然であります。
それぞれのルフナを特徴別におさらいしてみましょう
ということでした。
ちなみに今回紹介した中でおすすめを挙げるとしたら、断然「ヤタ・ワッテ」。
やっぱりちょっと高いだけあるよねーと思わせてくれる紅茶です。
何なら、ルフナカテゴリどころか、個人的なおすすめ紅茶にもランクインしそうな勢いでありマス。
次のヘラディブは丁度よいバランスでしたが、もう手に入らないのか、どこかで名前を変えて売られているのか…。
うーむ。
そして、いつでも買えるルピシアのルフナはヤタ・ワッテとは大分味が違いまして、「ディンブラなのかな?」という感じです。
こちらは水出しにしてもあまり特徴的な味にはならず、むしろ3:7でいれた方が時間、味共によいように思います。
が、やはりルフナというよりは「苦みのきつくないディンブラ」という感じがしますねー。
モスバーガーのルフナを飲んでちょっと試してみようと思った方には、このルピシアのルフナはイメージと違うかもしれません。
また、どれもミルクに合わないのは言わずもがな。
という感じでした。
まとめ
紅茶のルフナは
- 香りはよいが、スモーキーとはちょっと違う感じ。おいしいルフナはみたらし団子みたいな不思議な香りがある
- とりあえず、熱湯でいれてもあまりおいしくならなかった。また、せっかくの香りも分からなくなるので、ミルクティーにも微妙な印象
ヤタ・ワッテ(ヘラディブも同様のため割愛)のおいしいいれ方は
ルピシア セイロン・ルフナは
- エビアン:水道水=3:7で、茶葉3gあたり150〜200ml。抽出時間は5〜7分(7分までいくとちょっと苦いかも)
でした。
お試しくださいませ。
これは文句なしにミルクティーにできる紅茶でしょう!「ルピシア ラタタン」
私自身あまりミルクティーが好きではないのは何度も申している通り。
これはミルクティーなぞ認めるか!というのではなく、あくまで「ミルクティーにしたら茶の味が消えてもったいないじゃん!」というのが理由であります。
特上寿司にべったり醤油つけたら魚の味が…みたいな感じですね。
紅茶で代表的なのはアッサムやフルーツ系のフレーバーティーなど。
なんですが、久々…いや初めて、これは躊躇なくミルクティーにしてもいいんじゃないか?と思う紅茶を見つけました。
その名も「ルピシアのラタタン」です。
理由等も追々見ていきましょう。
「バニラ」「紅茶」と似たような文言の商品はたくさんありますが…
ラタタンの説明を読んで「あー、エビアンで水出しにしたらうまそうだなぁ」と思いながらポチッと注文しました。
概要はこの通り。
なめらかで芳醇な味わいの紅茶に、こだわりのバニラでアクセントを加えました。優雅で華やかな風味は、焼き菓子やクロワッサンとも相性抜群です。
フランスで親しまれている数え歌「どちらにしようかな♪」の一節にあるフランス語のリズムからネーミングのヒントを得ました。甘みとコクが魅力のアッサムをベースに、香りのよいセイロン紅茶などをブレンド。さらに仏領レユニオン島産のバニラでアクセントをきかせました。
ストレートも美味ですが、少量のミルクを足せば、ふわりと立ち上るバニラの香りがより優雅な印象を残します。最大の特徴は、焼き菓子やクロワッサンなど、バターと小麦が主役のシンプルなお茶請けとの相性の良さ。「特にルピシアのクッキー『ロンポワン』とのハーモニーは最高です。紅茶の香りとバターの香りが相互に引き立って絶品」と開発担当のブレンダー。まさに、「今日はどれにしようかな」とウキウキしながらお菓子とのマッチングを楽しんでいただきたい。そんな心華やぐティータイムにぴったりの紅茶です。
どうやら焼き菓子との相性がよい模様でして、バスクチーズケーキやバウムクーヘンが好きな私としては勝手な想像ですが、「おお」という感じでした。
ただ、一方でバニラの香りが着いた紅茶は世にいくらもあるので、どう違うのかな?というのもありました。
部分的にバニラの香り…というのも含めると、無数にありますからね。
結果どうだったかといいますと…
- 全てのいれ方であんまりおいしくない…
なんてこった…
まさかこんな紅茶があるなんて…
熱湯もエビアンを混ぜた熱湯も水出しもエビアンと混ぜた水出しも、全てのやり方でダメだったとは…
ラタタンはミルクティー専用紅茶と思うのが吉
ストレート…というか、いつも通りのやり方でこうなってしまったのは、クリームソーダ以来でしょうか。
「あれ?冷蔵庫に入れたのルフナだっけ?(←一緒に買ったやつ)違うよな…あんまり記憶がないが…」と数分悩みました。
が。
が、ですよ。
が、まあ、焼き菓子と合うんなら…ということでミルクティーにしてみたところ、ストレートとは打って変わってこれがまたいい感じに。
(よくよく説明を読んだらミルクティーにしてもよい、と書いてあったことに後で気付いたのは内緒)
ご存知の通りミルクティーは2種類(と言っていいのか不明ですが…)あります。
1つは紅茶に数mlのミルクを足すもの。
英国だと食後の口直しとかに飲まれる、ちょっとお上品なイメージのあるミルクティーですね。
あんまり砂糖を入れなかったり、朝食に飲んだりするようです。
もう1つは2倍の濃さに作った紅茶にその半分の量のミルクを足す濃厚なやつ。
こちらは色々な本やサイトで調べると出てくるレシピです。
この両方のミルクティーをラタタンで作ってみたところ、なかなかイケるじゃないか、と。
一応説明しておきますと、紅茶自体の味はケニア(表記はインド、スリランカですけども)をちょっと薄くしたような感じなんですが、後にほんのりバニラのような何らかの香りがします。
つまり、真ん中の要素が弱い?と言いますか…。
最初と最後は味がするものの中間がかなり弱い?感じだったんですが、そこにミルクを足したらいい感じになった!と。
まあ、その中間が補われたかどうかはよく分からないんですけども、後味がするまでミルクの印象がよく感じられるので、ひょっとすると渋みが弱まったせいでおいしくなった可能性もありますね。
他のいれ方があまり芳しい結果にならなかったので、これは躊躇なくミルクティーにすることができそうです。
ラタタンのおすすめのいれ方
ということで、一度は「しまった…」と思ったラタタンですが、おすすめのいれ方としては
- 普通に熱湯でいれたラタタン、もしくはエビアン:水道水=3:7で作ったラタタンを用意。茶葉3gに対して150〜200mlくらいの水分で、抽出時間は前者は3分、後者は5〜7分。
- そこにカップの10%くらいのミルク(たいていスプーン1杯か2杯くらい)を足す
もしくは
- 上記のどちらかのレシピの茶葉2倍ラタタンを作る。そこに、水分量の半分のミルクを足す
- おすすめは特濃。だが、普通のも試してみてほしい
といった感じです。
よって、焼き菓子に合う…ということでしたが、それより数倍おいしくなるため、ラタタンはミルクティーにするのがおすすめです。
説明通り焼き菓子と合わせるのも自由だと思いますが、思ったより濃くならないことや香りも普通の紅茶とはやや異なる(バニラビーンズ入りだから?)ことも含めると、やはりミルクティーかな、と。
思った以上にしっくり来ます。
うーん。
おすすめのお菓子があるようなので、今度買って合わせてみよう。
まとめ
ルピシア ラタタンは
ラタタンのおすすめのいれ方は
- 普通に熱湯でいれたラタタン、もしくはエビアン:水道水=3:7で作ったラタタンを用意する。
- 茶葉3gに対して150〜200mlくらいの水分で、抽出時間は前者は3分、後者は5〜7分。
そして
- カップの10%くらいのミルク(たいていスプーン1杯か2杯くらい)を足す
- もしくは、上記のどちらかのレシピで茶葉2倍紅茶を作る。そこに紅茶の半分の量のミルクを足す
です。
たまにはこういった予想通りにいかない紅茶があるのもおもしろいですね。
しかし、ストレートだと本当に薄い(失礼)ので、味を足すという意味でもミルクティーにするとよいかと思われます。
他の紅茶をミルクにすると微妙なのは「中間、もしくはうまさを隠してしまうから」で、ラタタンの場合は「味が足される・足りない味が補われる」ということなんでしょうか。
分からないですが…。
どちらにせよ、ラタタンをおいしく飲むことができてホッとしました。
ちょうどホットのミルクティーでおいしくなりましたし。
また、よろしければこちらもどうぞ。
これを飲めば香りがいかに我々を幸福にしてくれるかが分かります「FAUCHON 紅茶のお酒 アップル」
そこそこ前に、FAUCHONの紅茶のお酒ストレートがなかなかおいしい!という話を書きました。
で、紅茶のお酒にはストレートの他にアップルもありまして、今回はそのお話を。
ということで、FAUCHONの紅茶のお酒アップルです。
FAUCHONといえばアップルだそうな。そしてそのお酒とは?
「アップル」はFAUCHONの超代表的な紅茶だそうであります。
昔(に、よくあんなうまい香りを作れたなと感心しています)から「FAUCHONといえばアップル」と言われているそうでして、実際ゴールドの缶に入ったアップルは私も大好きであります。
「まあ、確かにあの香りがお酒に着いてたら、そらうまかろう」と思うようなことは何度かありましたが、自作してもうまくはいきません。
酒に茶葉を突っ込んだり濃く出したアップルを酒で割ったり…なんてのはムダな足掻きでございます。
苦みを調整することはできても香りを茶葉以上に強くすることはできませんからねー。
しかし、今回の紅茶のお酒アップルはそんな悩みを解決するかのように濃厚な香りの着いたお酒でした。
甘さに関してはストレートよりも控えめで、ストレートよりも口に甘さが残らない感じ。
まあ、香りは残りますが、何というか砂糖とか甘味料特有の口に甘さが残る感じ?がありません。
本当にアップルの香りとちょっとのカラメルを生かした商品だと思います。
これはおいしいですね。
ストレートもおいしいんですが、ストレートよりもおすすめです…。
やっぱりフレーバーっていいよね…
今回はやっぱりフレーバーというか香り付きの飲み物ってうまいねということを再認識しました。
ただの水にコーラとかみかんの香りを着けただけでおいしくなる!みたいな話を何度か聞いたことがありますが、いや本当にそうなんだろうなぁ。
ストレートの方が香りがすっきりしている分甘さを強く感じるので、両方飲んでみるのがおすすめではありますが。
私はアップル一択、たまに、たま〜にストレートになりそうです。
ちなみに紅茶の方のアップルは飲むのに少々コツが要りますが、お酒の方のアップルは、うまく作った紅茶のアップルみたいな香りが着いています。
なので、「FAUCHONのアップル買ってみたいけどちょっと高いな…」とか「水出しのアップルがおいしいのは分かるが、毎回作るのも、茶葉を捨てるのも面倒だな…(←自分)」みたいな方は、まあ、アルコールは入ってるんですが、飲んでみてもいいんじゃないでしょうか。
というか、紅茶のお酒がこんなにいい香りがしているのに、FAUCHONのアップルの正しいいれ方が「熱湯2〜3分」「ミルクやお砂糖を入れても◯」と書いていていいのかしら…。
「紅茶のお酒やるやん!」と思う人がたくさんいるならば、FAUCHONのアップルの正しい作り方は「エビアンを使った水出し」と書くべきのような気がします…。
よろしければこちらもどうぞ…。
なぜなら、紅茶のお酒は苦くないですし、香りも水出しと同等かそれ以上に良好ですからね。
みんないい香りの苦くない紅茶が好きなんでしょ…?
え、紅茶花伝にも無糖のストレートがあるんですか!「紅茶花伝 無糖ストレートティー」
「紅茶花伝」というと高校生の頃なんかは一種のご馳走のようなものでしたが、あんまり砂糖を摂らずにいる現在では「紅茶ってよりかはジュースだなぁ…」と思えてきます。
諸事情により飯の予定時間が数時間ずれると「とにかく甘いものはないか!」と飲みたくなる時はありますが。
なんですが、先日、帰り道に自販機にて紅茶花伝の無糖ストレートなるものを発見しました。
調べてみると今年の3月から発売開始で、シリーズ初の無糖紅茶だそう。
気になったので購入してみました。
無糖紅茶はいくつかありますが、どんな違いがあるのでしょうか?
ちなみに、紅茶花伝のロイヤルミルクティーは1995年に発売開始されたそうです。
私と同い年なんですねぇ。
「エスプレッソ製法」の紅茶が使われているらしい
ちょっとあんまり詳しくないんですが、紅茶花伝の無糖はエスプレッソ製法なるやり方で作られた紅茶が入っているそう。
エスプレッソ製法とは
エスプレッソ抽出とは? 通常は、ふだんティーポットで淹れるのと同じように、熱湯と茶葉を抽出器に入れ、ゆっくりと蒸らして抽出しますが、「エスプレッソ抽出」では、コーヒーのエスプレッソのように、熱湯に高い圧力をかけて押し上げ、紅茶を抽出します。
とのことで、「圧力だって?渋くならないかな…」と気になるところではあります。
が、紅茶花伝はこのエスプレッソを10%使用とのことなので、隠し味的な、もしくは最後のまとめ役みたいな感じなんでしょうか。
では本題に入ります。
結論から申しますと、渋みはあまり…というかほとんどなく。かなり飲みやすい紅茶でした。
私としては午後の紅茶のおいしい無糖が烏龍茶っぽいのが結構気になっていたので、紅茶花伝の方がすんなり飲めるかな?と。
自分が勝手に烏龍茶っぽく感じてしまうだけかもしれないですが。
単純な香りの強さでいえば午後の紅茶の方が強いように思えますかねー。
そのため、「これは紅茶なのか?」というのを気にしながら飲んでしまうのがやや難点でした。
まあ、フレーバーティーもおいしいけど紅茶と言っていいかどうか怪しい物はいくつかありますが…。
「ゆめ」とか「オータムブレンド」とか「ピッコロ」とか…。
…。
よって、
- 紅茶花伝はやや薄いが、違和感なく紅茶として飲めむことができる(できた)
- 午後の紅茶は香りが強いぶん、好きな人とそうでない人が結構分かれるかな?という感じ
ちなみにジャワティーの方がちょっと紅茶花伝よりも濃いような気がしなくもないですが、似たような感じかと思われます。
ほとんど誤差みたいなものですが、ジャワティーの方がやや渋いかも。
また、どちらもダージリンベースであるのに結構味が違うことには驚きました。
気分で選んだりできそうなので、この点はおもしろいかと。
グビグビ飲むなら紅茶花伝。食事には午後の紅茶が優勢か
ということで、紅茶花伝の無糖は
- 水…というか緑茶みたいに単品で飲むのがおすすめ
- 食事と一緒なら午後の紅茶の無糖(かサントリーの烏龍茶)がおすすめ
- スイーツと一緒なら香りを邪魔しない紅茶花伝の無糖の方がいいかも(フレンチトーストとかね)
という感じでしょうか。
「これさえあれば、もう家で紅茶をいれる必要はない!」ってほどではないですが、喫茶店に入るのが面倒とか、紅茶は飲みたいけどよく分からん所でティーバッグ一個とお湯で300円払うのは嫌!という場合は良チョイスかもしれません。
コーヒーは一杯300円でも文句はないんですけど紅茶はなんだかなぁ…。
「午後の紅茶の無糖」と「紅茶花伝の無糖」どっち!?と言われたら私は紅茶花伝を買いますかね(近所では歩いて1時間以上かかる自販機にしかないですが…)。
短くなりますが、まとめると、午後の紅茶との差別化は十分になされている商品だと思いますので、ぜひお試しあれ。
ティーバッグとリーフって値段以外に何か差があるの?問題
今回はちょっとティーバッグやCTCのお話を。
というのも、色んな紅茶を見ていますと、「やや割高なティーバッグ」の横に「ティーバッグよりもちょっとお手頃なルースリーフ」みたいになっています(なっているように見えます)。
まあ、私も紅茶業界の人間ではないので詳しいことは分からず、単に「ティーバッグの方が手間かかってるからかなー」と思ってたので、軽く調べてみました。
すると、ティーバッグが開発された当初の話が書かれた本が何冊か見つかりました。
値段以外の「細かいから味が出やすい」みたいなティーバッグとルースリーフの違いはあるんでしょうか。
ティーバッグやCTCの利点は「いつも同じ味になる」ことらしい
まずはこれらしいです。
理由としては、「CTCやティーバッグは加工の段階で砕かれていて、エキスを保持できないから」だそう。
例えるなら、方法は違いますけど、野菜を冷凍すると細胞壁が破壊されて水分がたくさん出てきたり、シナシナになったりするのと似たようなものですな。
葉を砕いた際のエキスが染み出してそれを乾燥させるため、お湯に入れるとすぐに溶けるのだそう。
だからティーバッグは色がすぐ出るんですね。
50年くらい前にCTCやティーバッグが開発重宝されたそうですが、それが流行った理由として「どう作っても、誰が作っても、いつ作っても同じ味になるから」というのが挙げられていました。
「店で飲んだ味を家でも飲みたいんだけど?」みたいな感じですかね。
もしくは「マックのポテトを自宅で!」みたいな?
リーフみたいに温度とか容器の大きさで味が大きく変わるのは面白い点ではありますが、人によってはそうでもないこともあるんですね。
また、ティーバッグにはルースリーフにない難点もあって、砕いた際に全ての味が出てしまうため細かい味の調整が難しいそう。
より濃く(苦く)出るため同じ味になりますが、これは裏を返せば渋みを出さずにおいしいところだけを味わうような、絶妙ないれ方をするのは難しい…とも言えます。
なんだか、干しシイタケをさっさと戻すには刻んでから水に浸すべし!というのを思い出しますね。
シイタケの全てを出し切ればうまいが、ティーバッグの全てを出し切ると苦い…。
それはいいんですが、この味が出過ぎる問題を解決するのが「ルースリーフ」だそう。
まあ、問題というか、その辺の需要というか。
ルースリーフの利点は「ある程度味の調整が可能」であること
ルースリーフは葉が大きい分渋み等が出にくいので、いれ方や温度によって味の変化を付けることが可能であります。
まあ、質とか品種にもよると思いますが、非常に乱暴に言えば「同じ商品のルースリーフとティーバッグがあったとしたら、後者の方が苦い」という感じでしょうか。
もっと言うなら、
とも言えますか。
当然、味が出やすい=ミルクティーにしても存在感があるとも言えるわけですが、うまみよりも苦みの方が強さは断然上のようですし…。
この点はかつて茶業研究報告で「うまみが濃いよりも苦くない方が嗜好性が高い(意訳)」とあった通り。
しかし、昔から「砂糖やミルクを丁度よくするための渋みさえあれば、紅茶の味なんてどうでもいい」という人が一定数いたっぽいので、それはそれでいいかもしれませんね…。
それを裏付けるエピソードとして、ミルクティーが主流である英国でティーバッグが流行るまでにそこそこ時間がかかったそうですが、その理由は
- 「ティーバッグがおいしくなかったから」ではなく「昔の英国人が世界でも屈指の保守的な人間だったから」
だそう。
「これは全く新しい第3のジャンルではなく、今までみなさんが飲んでいたものと同じ、通好みの最高級紅茶です!」みたいに書いたら飛ぶように売れたそうです。
つまり「ティーバッグは苦みが出やすく、紅茶に慣れ親しんだ英国人の繊細な舌を唸らせることができなかった」というわけではなく「馴れ親しんだ商品以外買おうとしなかっただけ」とも取れるような記述が。
また、同時期には「加工した際に捨てる細かい茶葉や商品にならないクズ茶葉を袋に入れて売ったところ、たくさん売れた」みたいな記述もあったそう。
うーん。
ティーバッグは私もちょくちょく利用するのでまずい!とまでは言えませんが、ちょっと味のグレードは落ちるような気はしていましたので、分からなくもないような…。
フレーバーティーもティーバッグだと若干味が薄いような気がしていましたが、リーフよりも渋みが出ているからなんでしょうか…。
単純な味の濃さを求めるならティーバッグやCTCが優勢か?
ということで、本当に自身の経験と本の記述のみの考察になりますが
と言えるかもしれません。
私はアッサムのレーズンっぽい香りとかケニアのカカオっぽい感じが好きなのでこれからもルースリーフを買うことになりそうです。
が、逆に言えば、
- ミルクティーや苦みの強い濃い紅茶にしたい場合は、値段が安い以外にはルースリーフを選ぶ利点はあまりないっぽい…
とも言えそうです。
CTCはルースリーフ同様捨てるのに茶漉しを使いますが、ティーバッグは処理も楽ですし測る手間も不要です。
まあ、ゴミは増えるので地球環境には優しくなさそうですが…。
という感じでしょうか。
ちなみに紅茶の品種の1つである「アッサム」の場合、質のよい物はルースリーフに回されるそうです。
自身の経験からもそうですが、苦みを出すとせっかくのルースリーフのうまみが分からなくなってしまうので、ティーバッグと同じような味に高い金を払っているような状態に。
そのため、まだまだ調査は必要ですが、
- ストレート以外で飲むならば、アッサムは他の紅茶以上にティーバッグやCTCを買うべき!
と言えそうです。
まとめ
- ミルクティーを飲むならルースリーフを選ぶ利点は「ちょっと安いこと」以外にあまりない…かも?
- ルースリーフの方が基本的に質がよかったり苦みが出にくかったりするみたい。そのためストレートティー向け
- ストレートティーにしないならばルースリーフを買う必要はないかも?特に顕著なのはアッサム
といった感じでした。
これからも調査を続けます…。
今回の参考文献はこちら。
ちなみに、紅茶の帝国は図書館で借りることをおすすめします…。
4700円なんで…。
エビアンを使うと最高のローズティーが飲めます「ルピシア ゆめ」
- お手頃でおいしいローズティーはないのかね?
- 1800〜2000円近いフレーバーティーに負けないくらいしっかり着いた香り
- 「ゆめ」は普通にいれると苦い。めっちゃ苦い。なのでエビアンを使おう
- 「ゆめ」まとめ&余談
お手頃でおいしいローズティーはないのかね?
パリの午後の紅茶などを始めとした、何らかの果物とバラの香りが合わさったいわゆる「ローズティー」なるものがあります。
パリの午後の紅茶は味も香りもめちゃくちゃよいのですが、つい最近近くのデパートから消えてしまい、アールグレイとダージリンの2種に…。
まあ、「オンラインストアで買えばいいじゃん」という話ではあるんですが、せっかくなんでこの機会に「お手頃でおいしいローズティーを探してみようかな」と。
常用するには少々割高ですしね。
一応ローズティーとしては、ルピシアのローズダージリンを過去に飲んだことがありましたが、香りはよいものの苦みが結構強く、あまり好みではありませんでした。
また、バラ様の紅茶といえばヘラディブのイングリッシュローズもありますが、あちらはローズティーというよりも「すごくいい紅茶」という感じ。
何か違うんだよなあ、というか。
そんな中、痒いところに手が届きそうなよい紅茶「ゆめ」を発見しました。
1800〜2000円近いフレーバーティーに負けないくらいしっかり着いた香り
ゆめの概要はこちら。
甘くやわらかいバニラや、甘酸っぱいフルーツの香りが広がる紅茶。お祝いの気持ちを込めたバラの花びらが華やかな、幸福に包まれるお茶です。ミルクティーにも。
ストロベリーをメインとした甘酸っぱくフルーティーな香りのフレーバードティーです。 ほのかに香るバニラが重なり、やわらかな余韻を残します。ピンクや白の花びらの華やかなトッピングは、お祝いやプレゼントにもぴったりです。軽やかな口当たりとコクのある風味は、ストレートでもミルクティーでもおいしくお召し上がりいただけます。
結論から申しますと、この説明の通りのバニラと甘酸っぱさを感じられる、幸福に包まれる紅茶でした。
うまい。
まあ、とはいえミルクティーにはしない方がよさげですが。
ゆめの香りの質自体もよろしいのですが、「水出し→ぬるま湯→熱湯」とやってもまだほんのり香りがするくらいしっかり香りがついています。
50g670円は価格帯としては安めに入ると思いますが、この「ゆめ」は高い紅茶同様1回で捨てるのはもったいない茶葉でした。
かなりよいフレーバーティーだと思います。
私は一煎目の水出しが「これはうまいな」という感じでしたが、知り合いは二煎目の適当にぬるま湯を入れたやつも好みだと言っていたので、一粒で二度おいしい点も素晴らしい。
本当にもうちょっと高く売られていてもおかしくないくらいのフレーバーティーだと思います。
まあ、50g670円なんで100g1340円とすると、「こんないい物が作れるならもうちょっと高くてもいいぞ!」と言いたくなるというか。
ただ、一個注意点が。
もしかしたら過去に書いたことがあったかもしれませんが、これはプレゼントの際には注意が必要かもしれません。
一応「お祝い」「プレゼント」とあるので…。
あとミルクティーもか。
「ゆめ」は普通にいれると苦い。めっちゃ苦い。なのでエビアンを使おう
色々と試した結果分かったのですが、上記のようにバニラと甘酸っぱさが活きたうまい紅茶は
- エビアン:水道水=1:1の水出し紅茶
以外では作ることができませんでした。
それ以外だと結構苦みの目立つお茶に。
つまり、ゆめはおいしいんですけど、「普通に熱湯でいれる」とか「水道水で数時間放っとく」とかしてしまうと、相当微妙なお茶になってしまうということであります。
これでは、お祝いとかプレゼントにあげたとしても「香りはいいが、なんだこれは…?」となってしまうのではないかと。
まあ、バニラ味はするので「いれ方を変えれば何とかなりそうか?」みたいに思ってもらえる可能性はありますが、甘酸っぱさはなく、結構苦いです。
要注意。
これはちなみに「エビアン:水道水=3:7」で作っても同様でした。
熱湯とはいえ、エビアンを使ってもここまで苦くなるのか…という感じ。
熱湯を使うのはニ煎目からがよさそうです。
ということで「ゆめ」のおすすめのいれ方は
- エビアン:水道水=1:1の水出し紅茶で、水150〜200mlにつき茶葉大さじスプーン1杯。抽出時間は30時間くらい
- 二煎、三煎目は普通に水道水の熱湯でも、何時間か前に沸かした魔法瓶の湯でもOK
です。
まあ、「ゆめ(夢)を掴むまでは苦いこともあるし、諦めるなよ!甘い(甘酸っぱい)ことばかりじゃないが、ちゃんと困難にも立ち向かうんだぞ!」みたいな紅茶なのかもしれませんが…。
どちらにせよおいしいフレーバーティーでありますので、ぜひエビアンをお使いください。
もしプレゼントにあげるとしたら、まずは一煎目の水出しを普通にお出しして「うまい!これは一体…?」みたいに思ってもらってから茶葉を差し上げる…等がいいかもしれませんね。
普通に熱湯でいれてはいけません。
「ゆめ」まとめ&余談
- 「ルピシア ゆめ」は説明通りのバニラと甘酸っぱさのある非常においしい紅茶である
「ルピシア ゆめ」のおすすめのいれ方は
- エビアン:水道水=1:1の水出し紅茶で、水150〜200mlにつき茶葉大さじスプーン1杯。抽出時間は30時間くらい
- 二煎目以降は割とどういれてもよい。ただ、ニ煎目も水出しだとかなり薄いので熱湯がいいかも
- ゆめをおいしく飲むためにはエビアンがほぼ必須なので、プレゼントとかには注意すべし。当然ミルクティーは非推奨
という感じでした。
ちなみに、使用されている茶葉が「インド」とありますが、これはアッサムなんでしょうかね。
だとするとこの「ゆめ」は更に素晴らしい特徴を2つ持っていることに。
1つ目はアッサムと水出し紅茶の相性が非常によいこと。
エビアンを持ってしても苦いというのはアッサムだとしたら納得ですね。
うまみ・甘みが強い茶葉なので水出しでとてもおいしくなるのも然り。
そして2つ目は、ゆめに使われている茶葉がCTCや細かく加工されたものでないことです。
葉が長いままのアッサムはかなり少数=良質だそうでして、また、砕かれていないということは苦みを極力出さないようないれ方も可能だということになります。
これは、砕くと細胞壁が壊れてエキスが出てしまうので、うまみをかき消してしまうのが原因だそう。
ただ、苦みの主であるタンニンやカフェインは冷蔵庫くらいの温度だとうまみを阻害するほどは抽出されないが、テアニンやアミノ酸は十分に抽出されるため、水出し紅茶はこんなにおいしいんだ、とのこと。
ティーバッグは表面に出て乾燥したエキスが水に溶けるのである程度苦くなるのは仕方ないとも。
と、この2点を踏まえれば「ゆめ」がおいしいのは必然かもしれませんね。
まあ、「インド表記がアッサム」だとすればですが。
とってもおすすめなので、ぜひ。
アッサムがミルクティーに合うとは言いますが、高いアッサムでもそれは同じなの?「ロンネフェルト アッサムブロークンゴールデンチップ」
高いアッサムって安いのと同じようにミルクティーにしていいの?
アッサムはうまみが濃いことで有名ですが、同時に渋み・苦みも同じくらいに濃い紅茶であります。
要するに、作り方を間違えると強い渋みの影響が大きく、安い紅茶と高い紅茶の差がほとんどなくなってしまう要警戒な品種であります。
なんですが、まあ、安いアッサムはミルクティーにすべし、というのは分かるじゃないですか。
渋いし、あんまり繊細なうまみとかもないんだろう、というか。
しかし、世には100g1500円とか2000円のアッサムも存在しています。
これ、ミルクティーにしたら安いアッサムよりも倍々でおいしくなるのか、それとも渋みを出さぬようにうまみを活かすべきなのか、気になりませんか?
高い紅茶には、その茶葉のカテゴリから外れたような不思議なうまみがあったりしますからね。
ということで、数点でありますが、高めのアッサムを飲んでみて安いアッサムと同じ使い方でいいの?ベストなやり方は?というお話を。
高いというか、ティーバッグやCTCにされていないルースリーフのアッサムですね。
ちなみに、こういったOPとかBOPなどのルースリーフに加工されるアッサムは全体の10%未満だそうです。
生産者の方も、あまり渋みを出さずうまみを味わうことができるようにしてくれているのでしょうか…?
砕いたりティーバッグにしたりする際に茶葉のエキスが出てしまう=どうしても苦みが強くなってしまうようなので…。
悩ましいですね…。
「質のいいアッサムはストレートで」は正しい。が、熱湯にしたら水の泡である
今回紹介するのは、ロンネフェルトのアッサムブロークンゴールデンチップです。
数点ある中でなぜ今回このアッサムなのかといいますと、他のアッサムもなかなかよろしい物はあるんですが、どうも味が安定しないというか、同じ物を注文しているはずなのに同じ味にならないことが多かったからであります。
私のいれ方がよくない可能性も、水の温度の微妙な違いもあるかと思いますが、時期をまたいで3回買って、3回とも同じ味にできたのが「ロンネフェルト アッサムブロークンゴールデンチップ」のみ、という感じであります。
テイラーズオブハロゲイトやロイヤルコペンハーゲンは味が変わった…とまでは言わないんですが、「あれ、何の茶葉をセットしたんだったかな」みたいになることが何度か。
まあ、熱湯では同じ味になるのかもしれませんが、おそらく水出しでいれることは想定されていないでしょうからね…。
ちなみにロンネフェルトのアッサムの味はフォションのモーニングと結構似た感じでありまして、ロンネフェルトの方が若干奥行きがあるというか、まったりした印象ですかね。
ストレートでおいしいモーニングには、意外にもアッサムの特徴がよく出ています。
これがきっかけで、「アッサムってミルクティーにしない方がうまいんじゃね?」と思うようになりました。
で、そうしますと「フォションのモーニングの方が値段が安いし入手性も高くていいじゃないか?」と思うかもしれませんが、ロンネフェルトのアッサムよりモーニングの方が若干渋いというか、重い味に感じられます。
あとはりんごの皮っぽい香りもモーニングの方がちょっと強いような。
味の系統は似た感じなので、モーニングがおいしければ試してみては?という感じです。
私としては、入手性は圧倒的にモーニングの方が上なので最近はモーニングばかりですが。
さて、そんなロンネフェルト アッサムブロークンゴールデンチップのいれ方は、
がおすすめです。
他の紅茶は24時間でも飲めなくはない濃さになりますが、こちらは後味が薄めになってしまうことがあるため36時間くらいは置いてほしい!という感じです。
まあ、色々試してみてほしいところではありますが。
「ミルクティーがおすすめ」と書いてあることも多々ありますが、この繊細な味はミルクと共存不可能に思えます。
加えて、いくらストレートがおすすめとはいえ熱湯でいれると全てが台無しになるので注意。
水出し紅茶はエビアンと水道水を測らねばならないので、目盛り付きポットがあると便利ですねー。
私は700ml用を2つかいました。
とまあ、ロンネフェルトのアッサムにはあんまり触れませんでしたが、よいアッサムのうまみを感じていただければと思います。
まとめ
- 高い紅茶と安い紅茶の用途は別であり、ミルクティーやチャイにするならば高い紅茶は適切でないように思える
- 良質なアッサムはストレートで飲むとおいしいが、水出し紅茶でないと差が分かりにくい
ロンネフェルト アッサムブロークンゴールデンチップは
- エビアン100%かエビアン:軟水か水道水=1:1の水出し紅茶で150〜180mlつきに茶葉3gか大さじスプーンすりきり1杯(水500mlだと茶葉3杯半くらいがいいかも)。抽出時間は冷蔵庫で36時間
- アッサムに限った話ではないが、水出し紅茶はカップ1〜2杯とかでなく、一度になるべくたくさん作るのがおすすめ
という感じでした。
まあ、CTCもルースリーフも一緒くたにミルクティー用と書くのがあんまりよくないと思いますね…。