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ストレートティーについて考えるブログ

20180421162403

先生こそ人の話をちゃんと聞きましょう

こんにちは、tanabuです。

 

あなたは「叱ること」について考えたことはありますか?

 

僕も「どうでもいい奴には、こんなこと言わない」とか「君のためを思って言っている」という言葉を立場が上の人からよく言われます。

 

で、そういったアドバイスを聞いて「ありがたいな」と思わないですよね。

  

知り合い程度だったら大したことないかもしれませんが、先生とか先駆者が上記のセリフを言うのは、かなり終わっていると思います。

 

実際相手のことを思って発言している人なんてほぼいないですし、そもそも話すら聞いてくれないですから。

 

納得できるものが必要

あなたも経験があると思いますが、失敗して泣いたり塞ぎ込んでいたりするときって、本人が一番よく分かっているはずですよね。

 

結果に対して何も感じていなければ、そういう行動を取ることはないはずなので。

 

経営者の松下幸之助さんも

「本人がその結果をもっともよく知っているのだから、わたしはあえて強く追及しなかった」

と言っていたそうです。

 

で、そういう失敗した人に対して「どうでもいい奴には、こんなこと言わない」とか「君のためを思って言っている」と言って叱る人がいます。

 

でも、これって逆効果じゃないですか?

 

もちろん(アドバイスが必要かは別として)相談された状況なら良いとは思いますが、すでにダメージを受けている人を叱るというのは、さらに追い討ちをかけることになっているんですね。

 

追い詰められて奮起する人もいるのかもしれませんが、僕はそういうタフな人に今まで会ったことがないですし、現在自殺者が多いのもそういうことなのでは?と思います。

 

もしくは「自分で自分を追い詰めて奮起し、結果を出す人」は知っていますが、「他人から徹底的に追い詰められて奮起する人」は見たことがない、ということですね。

 

そう考えると、叱るというのは「冷静で、かつ誰かのためになる行為」とは言えないですよね。

 

むしろ塞ぎ込んでいる人にさらに強く出れるという点では、「感情に身を任せている危ない状態」とさえ言えるかもしれません。

 

「自分の感情さえ吐ければそれでいい」といった、「相手のために」とはほど遠い状態です。

 

なので、「叱る」というのは相手が何かしら納得するものが必要なわけです。

 

聞く力

ではその納得させるものを提供するために何が必要かと言うと、それは「相手の話を聞く力」です。

 

相手にも発言権を与えることによって、問題の再発を防ぐことと、納得して気付いてもらうことを同時にできるわけです。

 

例えば、上記の「君のためを思って言ってる」に加えて「どうしてできないんだよ!?」と言うのは、できないことに対する怒りをぶつけているわけです。

 

あなたも、実際「どうして」と聞かれて正直に理由を言ったら、「そこは、すいませんだろうが!いいから謝れ!!」と言われたことはあると思います。

 

で、このときに感情ではなく疑問の「どうして」まで聞いて、相手に喋らせることが大事なんですね。

 

だいたいの先生やコーチなんかは感情だけで終わっているので納得してもらえないわけです。

 

いわゆるフォローとも言えますが、純粋な疑問として「どうして」を聞くことで、違うものが見えてくる可能性があります。

 

「オレは話を聞いてるよ」と言っていても、相手が「どうしてできなかったか?」を知ろうともせずに悪いと決めつけている時点で、話を聞けていません。

 

できなかった理由が、「お客さんがかなり無茶な要求をしてきた」とか「物理的に不可能な課題だった」とかだったら、叱る必要も叱られる必要もありませんよね。

 

「本人の家庭の問題が足を引っ張っていた」とかなら、一緒に解決策を考えることだってできるわけです。

 

「言いすぎたかな」と思っていても、言葉にしなければ通じないので、話を聞くこと(発言権を与えること)は重要です。

 

どうしてですか?

相手が「ちゃんと話を聞いてくれる先生やコーチかどうか」に対しても、疑問を投げかけるといいかもしれませんね。

 

「君のためを思って言っている」というのに対して、「どうしてですか?」「そうなんですか?」と聞いてみてください。

 

この質問をした時点で「あんまりためになっていませんよ」と言っているようなものなので。

 

そこでベラベラ説教をしたり言葉に詰まったりするならマヌケですし、本当に相手のことを考えているなら「まあ、こういう考え方もあるから覚えといてね」くらいしか言わないでしょう。

 

考えてくれている人は、相手を自分の思い通りに動かそうとか、都合の良い方に誘導しようとはしないものですよ。

 

もしあなたが「相手のために」と言いつつ、「自分の感情をぶつけていたな、しまったな」と思ったら、少しずつ相手の話を聞くことから始めてみてください。

 

もしくは、そういう人があなたの近くにいたら、殴られるかもしれませんが「どうしてですか?そうなんですか?」を聞く事をおすすめします。

 

「相手の話を聞く力」をつけて、ただの身勝手な説教ヤローにならないようにしましょう。