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ストレートティーについて考えるブログ

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TWINING レディグレイ 英国国内用モデル

こんにちは、tanabuです。

 

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紅茶について「思ったほどおいしくなかった」とか「説明と違う」と感じることはありますよね。

紅茶自体が合わなければ仕方ないですが、もしかしたら入れ方を変えることによって、その問題を解決できるかもしれません。

それを紹介していきます。

なお、よくある「うまいかまずいかの感想・理解不可能な謎の表現」などではなく、ちゃんと「良い点と悪い点」を9つの淹れ方から説明しているので、あなたが買ったことがない物であっても時間のムダにはならないと思います。

また、原則として
「ちゃんとこれを選ぶ理由がある」
「知らないと困る要素がある」
「本当におすすめできる」
を満たさないものは(当たり前ですが)紹介していません。

これでおいしく飲めなかったらごめんなさい!

今回はTWININGの英国国内用モデルのレディグレイです。

(注意!:普通のレディグレイと英国国内用モデルは味が違います。英国国内用モデルはグレーと黒、山吹き色の箱で、現在amazonでしか購入できません。)

 

 


TWINING レディグレイ:概要

TWINING レディグレイ
ティーバッグ 125g (2.5g×50p)1780円(税込)


スーパーなどで普通に売っているレディグレイとは味や香りがかなり異なります。

 

香料の香りはしますが、レモンピールやオレンジピールがしっかり入っていることにより、紅茶自体の味もかなりクオリティが高いです。

 

普通に売られている、20p入り500円のレディグレイではどう頑張ってもこの味は出ません。

 

また、茶葉の質なのかは分かりませんが、熱湯で10分とか放置しない限り、渋くもなりません。

 

よほどずさんな淹れ方をしない限りまずくならないので、プレゼントにもおすすめですね。

 

香り、味、便利さ、どれを取っても素晴らしいです。

 

なお、飛び抜けておいしいのはこのレディグレイだけで、「同じく英国国内用のアールグレイダージリンは普通の味」なので「他のもきっとうまいんだろうなぁ」とはならいようにしてください。

 

その点は注意が必要ですね。

 

TWINING レディグレイ:淹れ方

ティーバッグ

英国に行けばリーフタイプもあるのかもしれませんが、現在日本(amazonですが)で手に入るものはティーバッグタイプです。

 

紅茶には9種類の淹れ方があります。


1.軟水で沸騰直後もしくは直前の熱湯
2.硬水で沸騰直後もしくは直前の熱湯
3.軟水200cc:熱湯600ccで倍の時間
4.軟水で冷蔵庫に24時間
5.硬水で冷蔵庫に24時間

6.軟水のお湯を沸騰させた後、10分置いてからポットを温めずに注ぐ
7.5で抽出したものに熱湯を注ぐ
8.5分程度沸騰させたお湯を使った1の方法
9.規定レシピより茶葉を少なく、時間を長く

 

おそらく想定されている淹れ方は、「カップ1杯、180ccあたりにティーバッグ1個、1分半〜2分」だと思います。

 

しかし、レディグレイを完璧に味わうならば、温度の下がりやすいカップではなく、ポットを使う1と2の方法がおすすめです。

 

なぜなら、レモンピールやオレンジピールはしっかり熱湯で蒸らしてあげることによっておいしくなるからです。

アップルティーやオレンジティーなんかだと分かりやすいかもしれませんが、アレも熱湯に入れますよね。

 

「茶葉という物体自体」は、渋みがキツいので熱湯で淹れると渋みが気になりますが、フルーツは渋みが皆無なので、香りが立ちやすくなる熱湯のほうがいいです。

 

まぁ、紅茶も熱湯が一番おいしいのかもしれませんが、やはり渋みが曲者になるので結局渋みの出ない方法を一番オススメしたくはなるんですが。

 

それはいいとして、「熱湯で渋みが少なくおいしく飲める」ということは、逆に「ぬるめのお湯か水のような低温だと、パンチの弱い紅茶になりやすい」ということでもあるんですね。

 

3や6の方法は、人によるところはありますし4と5の水出しも、あえてあの香りを封印してまで飲むべきかと言われれば微妙です。


なので、やはり「確固たる選ぶ理由のある熱湯」がおすすめです。  

 

9の方法もアリですが、ちゃんと温度が下がらないような工夫をしてあげないと、少し物足りない香りになってしまいます。

 

TWINING レディグレイ:入れ方のまとめ

おいしいさの順序、つまり「レディグレイを味わう」という点に関しての優劣をつけると
「1≧2>5≧4>それ以外」
といった感じになります。


1.軟水で沸騰直後もしくは直前の熱湯(おすすめ)


抽出時間:4分 (〜5分)
200ccにつきティーバッグ1個

 

コレに限った話ではないですが、カップ1杯にお湯を注ぐだけだと温度が下がりやすくなります。

 

なので、できればポットに3〜4人分は作ってもらったほうがおいしく飲めると思います。

 

まずは4分がおすすめですが、5分でやってもあまり渋くはなりませんでした。

 

注意点として、熱湯だとスパイスの入ったような(花椒っぽい?)少しピリッとした風味がするので、それは知っておいてください。


良い点
香りが非常に良い
紅茶自体がおいしい。
他の変なフレーバーティーを買う必要がなくなる。


悪い点
火傷に注意してください。


2.硬水で沸騰直後もしくは直前の熱湯


抽出時間:5分
200ccにつきティーバッグ1個

 

次におすすめですが、軟水でも十分おいしいので、それほどやる必要はないと思います。

 

でも、普通においしいですし、こちらの方が好みの人もいるとは思うので、1に慣れてきたらどうぞ。

 

良い点
紅茶自体がおいしい。

香りは1のほうが少しだけいい。


悪い点
硬水を沸かしたり、測ったりする手間がかかる。


4.軟水で冷蔵庫に24時間


抽出時間:24時間
200ccにつきティーバッグ1個+余計に1個(600ccなら4個、1000ccなら6個)

 

自分は水出し紅茶自体が好きなので特に大丈夫でしたが、知り合いで「薬臭い」と言う人が何人かいました。

 

おそらく、ピールよりも香料自体の香りが出過ぎてしまってそう感じるのだと思います。

 

が、かといって時間を短くすると紅茶の味が物足りない…と微妙なラインなので、やるなら硬水をおすすめします。

 

ちなみに、香りの強さの関係から言うと、安いレディグレイのほうが香りが強すぎず、軟水の水出し紅茶に合うかもしれません。

 

また、1の方法ほどのパンチはありません。

 

良い点
たくさん飲みやすくなる。

柑橘の香りは濃く出るので悪くない。


悪い点
人によっては、濃く出た香りが不快に感じられることもある。

(おいしいが)わざわざ1の方法のおいしさを捨ててまでやる必要性は薄い。

 

5.硬水で冷蔵庫に24時間


抽出時間:24時間
200ccにつきティーバッグ1個+余計に1個(600ccなら4個、1000ccなら6個)

 

本当に好みによるんですが、(僕は)水出しにするなら軟水よりもこちらをおすすめします。

 

あとは、袋を破って中身を出したほうが茶葉がよく動くのでいいかもしれません(濃度を偏らせないようにするため)。


良い点
香り、紅茶の味のバランスが良い。

人によってはこちらのほうが、イメージ通りの味になる可能性がある(僕は結構好きですが、まずは熱湯を味わってみてほしいです)。

 

悪い点
軟水と同様

 

3,6,7,8,9の方法

 

これらは、おすすめできないわけではないですが、おいしく飲む方法というよりは、どうしても合わない場合の対処法になってしまいます。

 

7はOKですが、そこまで水出しにする必要性がないので、頭の片隅に置いておくくらいで大丈夫です。


以上です。

 

今まで普通のTWININGやよく分からないフレーバーティーで消耗していた方には、是非飲んでもらいたい一品ですね。

 

記事はここで終わりですが、もう少し知りたい方は下へどうぞ。

 

産地による違いについて

TWININGに聞いたわけではないですが(聞いても多分教えてくれないと思いますが)、実はTWININGには3種類あります。

 

1つは英国国内用モデル、2つ目はEUモデル、3つ目はローカルモデルです。

 

まあ、2と3は勝手にそう呼んでいるんですが(笑)

 

2は「スペイン語やイタリア語、英語が書かれている横長の箱と缶入りのリーフ」で、3は「箱や袋自体に日本語がプリントされている」物です。

 

この両者はブレンド地がポーランド(もしくはただEU)になっており、あまり違いがありません。

 

500円相当(50p換算だと900円くらい?)の味です。

 

対して、英国国内用モデルはブレンド地がイギリスのハンプシャーになっており、レモンピールのパーセンテージ(3%)などが書いてあるなど、ブレンドが異なっています。

 

その証拠に、普通のレディグレイは熱湯だとイマイチですが、こちらはもはや別物と言えるおいしさです。

 

おそらく茶葉の質自体も全くと言っていいほど違うんじゃないですかね。

 

実際現地で英国国内用モデルがいくらで売られているか知りませんが、1800円くらいでも全然問題ない味だと思います。

 

同じ価格帯でここまで纏まりの良いフレーバーティーはほとんどないですからね。

 

いつもスーパーで買っている人は、たまには英国国内用モデルを飲んで、その違いに刺激をもらうといいですよ。

 

もし現地でアレが日本等と同じ900円であったらかなり羨ましいですね(笑)

 

何にせよ、普通に売ってるTWININGは「安い紅茶の代名詞」的なところがありますが、英国国内用モデルはそんな概念を180度変えてくれるおいしさがあるので、試してみてくださいね。