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ストレートティーについて考えるブログ

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プリンスオブウェールズ

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こんにちは、tanabuです。

 

 紅茶について「思ったほどおいしくなかった」とか「説明と違う」と感じることはありますよね。

 

紅茶自体が合わなければ仕方ないですが、もしかしたら入れ方を変えることによって、その問題を解決できるかもしれません。

 

それを紹介していきます。

 

なお、よくある「うまいかまずいかの感想・理解不可能な謎の表現」などではなく、ちゃんと「良い点と悪い点」を5つの淹れ方から説明しているので、あなたが買ったことがない物であっても時間のムダにはならないと思います。

 

また、原則として
「ちゃんとこれを選ぶ理由がある」
「知らないと困る要素がある」
「本当におすすめできる」
を満たさないものは(当たり前ですが)紹介していません。

 

これでおいしく飲めなかったらごめんなさい!

 

今回はTWININGのプリンスオブウェールズです。

 

TWINING プリンスオブウェールズ:概要

プリンスオブウェールズ

リーフ 100g  1059円(税込)

ティーバッグ 20袋 562円(税込)

www.twinings-tea.jp

 (僕はカルディで200g入りを900円で買いましたので、ここに載っているのが全てではないと思われます。)

キームンや中国の茶葉などのブレンドで、一般的な紅茶の香りではなく、烏龍茶に近いような香りがあります。

 

英国でスコーンと一緒に出されるように、香りと喧嘩しない素朴な味のお菓子や、甘すぎない団子などとの食べ合わせがおすすめです。

 

ちなみに、多少渋みがあったほうが香りと合うので、熱湯推奨・水出し非推奨の珍しい品種です。

 

TWINING プリンスオブウェールズ:入れ方

ティーバッグ

ティーバッグで淹れる場合は、「カップの場合はしっかり温めてから蓋をして、お湯を多め(多くても1.5倍)に時間は少し長め」がおすすめです。

 

なぜなら、ティーバッグはリーフに比べて少し香りが弱いので1分半では短く、まただいたい普通の分量であるお湯150ccだと、冷めやすく香りが更に立ちにくくなるためです。

 

ちゃんと淹れ方を踏まえてもらえれば問題ないとは思いますが、うまくいかなかった場合は上記を試してみてくださいね。

 

ルースリーフ

紅茶の入れ方には5種類あります。

(注意:推奨レシピを無視することになります)

 

1.軟水で沸騰直後もしくは直前の熱湯

2.硬水で沸騰直後もしくは直前の熱湯

3.軟水200cc:熱湯600ccで倍の時間

4.軟水で冷蔵庫に24時間

5.硬水で冷蔵庫に24時間

 

茶葉は熱湯200cc(〜230cc)につきティーメジャー1杯、抽出時間は1は3分、2は5分、3は7分〜9分になります。

 

おすすめは最も香りと味を如実に感じ取れる1の方法です。

 

2の方法は、紅茶単体としてはおいしいですが、香りが弱まるので、軟水で淹れておいしくなかった(香りが合わない)と感じてからです。

 

なお、硬水はエビアンを使ったので、他の硬水では味の保証はできません(例えば、コントレックスを硬度300になるように希釈しましたが、エビアンのほうがおいしかったです)。

 

1と2の方法は、95℃かそのあたりの温度で淹れることで香りが立ちますが、渋みが出過ぎないように短時間で淹れるので、紅茶の甘みや茶葉自体の味が薄くなりやすいです。

 

なので、熱いうちは最高ですが、時間が経って冷め、香りの飛んだ状態では、渋いだけの紅茶になってしまいおいしさを損ないます。

 

そこで、3の方法が重要になります。

 

1と2は熱々のうちに全てを飲みきる方法ですが、3はゆっくり時間をかけて飲む、甘みを楽しむ方法です。

 

当然香りは1や2に劣りますが、そのぶん甘みや茶葉の味で帳尻を合わせる形になります。

 

紅茶の香りは揮発性なので、ゆっくり尚且つたくさん飲む場合は、1杯目とそれ以降の味が異なり「あれ?2杯目以降がおいしくない…」となることが往々にしてあります。

 

もしかしたら、現在進行形であなたも感じているかもしれませんね。

 

そんなときには、時間経過での味の変化が少なく、かつ普通の道具さえあればできる3の方法がおすすめです。

 

何度も言うように、プリンスオブウェールズの素晴らしい香りは1と2と比較して弱まりますが、茶葉の個性が出ているので味の変化が少なく、タンニンの抽出も抑えられるせいでクリームダウンも起こりにくいです。

 

地域や気候、季節にもよりますが、温度としてはだいたい60℃〜70℃未満になると思います。

 

これはプリンスオブウェールズだけでなく、「香りは弱まるが、渋みを抑えつつ飲みやすくする方法」として使えるので、覚えておくといいですよ。

 

最後に4と5の方法ですが、水出しにするとプリンスオブウェールズだと特定するのが難しい味になるので非推奨です。

 

熱湯で淹れた時のような香りはなく平凡な味になりますが、逆に1,2,3のやり方でどうしても口に合わなかった場合の飲みやすい方法としては、使えるかもしれません。

 

TWINING プリンスオブウェールズ:入れ方のまとめ

おいしいさの順序、つまり「プリンスオブウェールズを味わう」という点に関しての優劣をつけると

「1>2≧3>>>4≧5」

といった感じになります。

 

ただ、堅実なおいしさを求めるなら3ですね。

 

1.軟水で沸騰直後もしくは直前の熱湯

 

抽出時間:3分  

200ccにつきティーメジャー3g(おすすめは220cc)

良い点

文言通りの良好な香りを感じ取れるので、最もおすすめ。

この香りは1の方法でしか味わえない。

プリンスオブウェールズを一番おいしく飲む方法。

お菓子と合わせるならばこの淹れ方。

悪い点

香りが飛びやすいので、冷めるとおいしくない。

たくさん淹れると後半おいしくないので、少量淹れる場合に向く。

 

2.硬水で沸騰直後もしくは直前の熱湯

 

抽出時間:5分

200ccにつきティーメジャー3g

良い点

1ほど香りが立たないので、(苦手な人にとっては)飲みやすいバランスのとれた紅茶になる。

軟水よりも渋みが抑えられるので、茶葉の量は割と適当でも良い。

人によっては1よりもおいしいと感じることもあるはず。

悪い点

硬水を沸かしたり、測ったりする手間がかかる。

飲みやすくなるが、蘭のような香りはしない。

あえてプリンスオブウェールズでやる必要性は、1に比べたら薄い。

やはり冷めるとおいしくなくなるので、たくさん淹れるには向かない。

 

3.軟水200cc:熱湯600ccで倍の時間

 

抽出時間:7分〜9分(まずは7分から、物足りない場合のみ増やしてください)

900ccに約12g(メジャー4杯半)

良い点

甘みと茶葉の味で飲むので、香りの有無による味の影響が少ない。

(7分だと)渋みがあまりないため飲みやすい。

冷めてもクリームダウンしない(お茶会や誰かに出す際、見た目を損ねない)。

悪い点

飲みやすいぶん、2よりも更に個性は弱まる。

人によっては、プリンスオブウェールズと特定できない可能性がある。

水道水を使う場合、地域や気候、季節によって温度や硬度が変わるので、細かく調整する必要がある(簡単なミネラルウォーターがおすすめ)。

冷蔵庫で冷やしたミネラルウォーターを使う場合、熱湯を増やす(水は計量が簡単だが、熱湯は難しいため)。

 

4.軟水で冷蔵庫に24時間(非推奨行為です)

抽出時間:24時間

500ccにつきティーメジャー3杯

良い点

たくさん飲みやすくなる。

本当に香りや味がダメな人向け。

ガブガブ飲む用の常備茶としてならば問題ない(が、あえてこの茶葉でやる必要はない)。

悪い点

個性は消え、プリンスオブウェールズと特定するのは困難。


5.硬水で冷蔵庫に24時間(非推奨行為です)

抽出時間:24時間
500ccにつきティーメジャー3杯

良い点 

軟水よりかはいくらかマシではある。

悪い点

軟水と同様

 

以上です。

 

紅茶を飲む際は、やはりそれを選んだ理由がほしいですよね。

 

でなければ、プリンスオブウェールズを選ぶ必要は皆無ですから。

 

なので、本当にどうしてもダメな場合だけ水出しにすると覚えておけば大丈夫です

 

少しずつ、取り入れてみてくださいね。