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ストレートティーについて考えるブログ

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紅茶における水の役割

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こんにちは、tanabuです。

 

僕は以前から水出し紅茶において「茶葉そのものを味わいたいなら軟水」、「バランスのよい紅茶を飲みたいなら硬水」と言っています。

 

まあ、紅茶を淹れる水として一般的には軟水が向いているとされていますが、普通の水道から出す水ということですね。

 

対して硬水といったら毎回エビアンのことを指しています。

 

ちなみに「人によっておいしいの定義は違う」ことは大前提としてあるので、「なるほどね。それも試してみようかな。」という感じでどうぞ。

 

軟水で淹れる紅茶

まず、ほぼ全ての茶葉が軟水でおいしいんですが、あえて具体的に言うなら「熱湯で淹れた渋みのある状態で飲んでも許容できる茶葉か」です。

 

なぜかというと、渋みがあってもそこそこおいしい茶葉は、甘みや旨みが濃いからなんですね。

 

まあ、緑茶を思い浮かべてもらえれば分かりやすいと思います。

 

渋みはあっても、甘みと旨みが濃いのでそこまで毒にならないじゃないですか。

 

紅茶は緑茶ほどの甘みを感じないので、渋みが強くなると相対的においしくないと感じても仕方ありません。

 

と…難しく感じるかもしれないですが、「最初はとりあえず軟水」でいいと思います。

 

渋みが抑えられるので少なくとも飲みづらいことはないですし、着香紅茶でも熱湯より香りと味のバランスがいい感じさえします。

 

まあ、逆に言えば「硬水のほうが明らかにおいしい茶葉のほうが少ない」ということではあります。

 

硬水で淹れる紅茶

次に硬水で淹れるべき茶葉は、「この渋みがなければいいのにな」と感じた茶葉になります。

 

アッサムやヌワラエリア、もしくは飲んでいて渋みがかなり気になるブレンドの紅茶ですね。

 

普通の茶葉は硬水で淹れると香りが抑えられて「何の茶葉だったっけ?」と思うこともあるほどの味になりますが、逆にかなり受け入れられやすい味だとも思います。

 

特に、アッサムなんかはかなり渋みが強いですがその分甘みも強いので、渋みを抑えてやれば飲みやすくなりますし、そんなに香りも立たないので飲みやすいです。

 

一方で個性はかなりおとなしくなるので、具体的な味のイメージが固まっている人には合わないかもしれません。

 

ちなみによく売られているような爽快感のある、鼻から抜けるような香りのアイスティーは、上記の理由から硬水では作れません。

 

まあ、その辺は両方試してみて自分に合う方を選ぶべきですね。

 

僕はこう言っていますが、「いやいや硬水のほうが茶葉本来の味がするよ」とかは全然良いと思います。

 

味覚はそれぞれですから。

 

ただ、「こんな飲み方があったのか」とか「もっと早く硬水にしとけばよかった…」とかを考えるきっかけになればいいなと。

 

今回の記事はここで終わりですが、もうちょっと知りたい方は次へどうぞ。

 

おすすめの組み合わせ

上記のことを知っていればそんなに困ることはないと思いますが、ここからは具体的に名前を出して例外を紹介したいと思います。

 

フォション ダージリンF.O.P→硬水

いつもおいしく飲んでいるフォションダージリンなんですが、ポットの蓋を開けたときの香りと一口目の甘みは軟水のほうが断然良いです。

 

ただそれ以降、なぜかそのおいしさを感じることができないんですよ。

 

おそらく香りとダージリン自体の味で甘みを感じているんだと思いますが、なんと言うか香りが抜けてしまったような味になるんですね。

 

なので、軟水だと「一口目はめちゃめちゃおいしいのに、それ以降かなり微妙な紅茶」になります。

 

「冷蔵庫から出したてで冷たいからかな?」とか「時間が長すぎたかな?」と思い、いろいろやってみたのですが、どうにもなりませんでした。

 

で、個人的にはこの状態だと値段ほどの価値があるかどうか微妙だと思います。

 

なので硬水がおすすめなんですが、こちらは軟水ほどの強い香りはないものの、最後まで甘みや香りを感じる紅茶になります。

 

専門家ではないので「ミネラルの量が〜」とか「サルフェートとカルシウムが〜」とかは分かりません。

 

ただ、ダージリンの甘みのある香りを阻害する渋みも抑えられ、なおかつ最後までおいしく飲めるので断然硬水をおすすめします。

(普通のダージリンはここまで気にしなくても大丈夫です。)

 

テイラーズオブハロゲイト アッサム→硬水+冷蔵庫

僕がアッサムを好きになるきっかけを作った茶葉ですが、試してみるのが早いと思います。

 

特に「アッサムの説明でコクがあるとか芳醇とか言ってるけど、ウソやん」と思った人にほど試してほしいです。

 

ただのアッサムのイマイチさを知っているほど驚かされますよ。

 

これは正直、どこかの店で出してくれないかなぁと思っています。

 

硬水+熱湯

渋みが抑えられるので、沸騰させた硬水で紅茶を淹れるのもなかなか悪くない選択になります。

 

まあ、バランスの良い紅茶という点に関しては、硬水の水出しよりも熱湯のほうが合う人もいるかもしれません。

 

注意点として、軟水よりもやや長めの抽出時間を取る必要があり、渋くないとはいえ、さすがに長すぎると渋いので、1分時間を伸ばすか少し温度を下げると失敗しにくいです。

 

「水出しで冷えるのが嫌だから温かいのが飲みたい」「ほどほどでもいいから待たなくていい紅茶が飲みたい」という人は硬水も試してみてくださいね。