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ストレートティーについて考えるブログ

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練習せずに料理の腕を上げる方法

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こんにちは、tanabuです。

 

料理の腕を上げる方法は2種類あります。

 

1つは、「技術や味覚などの能力を身につけること」です。

 

「プロの火加減で絶妙なレアを作る」とか「天ぷらは音で分かる」、「味見をすれば何が足りないのか分かる」などですね。

 

これらはかなり修行しなければいけないですし、「味覚を維持するために週に1回しか好きなものが食べられない」とかだと、何のためにやっているのか分からないですよね。

 

それに全員が向上心があればいいんですが、1日の半分を料理に費やせる人は少ないはずです。

 

なのでこの方法は「極めれば限界は高いけど、かなり時間と労力が必要」で、すぐには身に着きません。

 

料理教室でしっかり短期間で学ぶなら大いにアリですが。

 

では、そうでない場合どうするかと言うと「おいしい食材を選ぶ」ことが重要になります。

 

これが2つ目ですね。

 

おいしいというのは「豚肉よりも牛肉」とか「しいたけよりもマツタケ」という話ではなく、質を上げるということです。

 

具体的に言えば、値段は1.5倍だけど赤身の多いひき肉を選ぶとか、鮭を一尾で買うとかになります。

 

そんなん当たり前やんと思いました?

 

でも、意外と多くの人が「おいしい食材を使うと面倒な手間が省ける」というのを見逃しているんですよ。

 

ゲームで言えば「強くてニューゲーム」ですね。

 

レベルアップやアイテムコンプリートが楽しいならいいですが、物語とか世界観を楽しみたい人にとっては、そういう作業って面倒な要素じゃないですか。

 

技術次第で格上も倒せるとかでない限り。

 

最強の敵を倒した後に最強の武器が手に入ってもいらないでしょ(笑)

 

だったらはじめから最強の武器を手に入れて、雑魚戦とか武器の強化とかいう面倒な作業を省いて、自分の好きな世界を楽しみましょう。

 

味について

食材の質を上げるといいことがたくさんあるんですよ。

 

自分が如実に感じたのは「ひき肉」です。

 

青森にはおいしい豚肉を作っているところがあります。

 

www.nipponselect.com

 (味噌漬けもおいしいんですが、できれば粗塩を振るだけの調理がおすすめです。)

 

で、そこの豚肉を買って調理する機会があったので、スーパーの88円のひき肉と食べ比べをしてみたんですよ。

 

島弘史先生のレシピを参考に弱火で焼くハンバーグを作りましたが、味以前にすでに大きな違いがありました。

 

何が分かったかを簡単に言うと、
「1.(赤身が多いから)肉の脂や水分が出ない→肉から旨みが逃げていない」
「2.肉の脂が出ない→フライパンがギトギトになったり焦げ付いたりしない→片付けが圧倒的にラク」
「3.肉の脂が出てないのにおいしい→豚の臭みがまったくない」

の3つです。

 

1はまず、安い豚肉はおそらく脂身が多いからだと思いますが、計4個焼いている最中に3回ほど脂を拭き取る必要があったのに対して、高い肉は1回も脂を拭く必要がありませんでした。

 

島弘史先生の「科学的根拠に基づいた弱火調理」はうまみを逃さない調理法で自分も毎回取り入されてもらっているんですが、質の高い肉にこそ効果抜群みたいですね。

 

肉の脂や水分(つまり肉汁)がない調味料の味だけのハンバーグはやはり味気ないですし、それを紛らわそうと余計な塩分を足したら不健康になるしで、悪循環しかありません。

 

これだけでも高い肉はかなりおすすめです。

 

ちなみに、ひき肉でなくとも薄切り肉を固めてハンバーグにするのもおいしいですよ。

 

次の2ですが、これはハンバーグうんぬんよりも肉自体の問題ですね。

 

ひき肉は特によく炒めたり、味付けのために調味料をたくさん入れたりしますが、結構焦げ付くことってありますよね。

 

高い肉は、そもそもしっかり味をつけなくてもおいしいので、焦げ付くほど炒めなくていいですし、極端な話ただの塩茹ででも炒飯の具になるほどです。

 

しかもその茹でた汁もかなりおいしいので、そのまま味を付けて卵スープや鍋の出汁にすれば、勝手に2品くらい作れてしまいます。

 

焼く時間自体も短くて済み、洗い物もラクになりますがその為に買うというよりは、嬉しいオマケという感じですね。

 

最後の3になりますが、豚肉って焼くと臭みが気にならないですか?

 

ひき肉をよく炒めたり茹でたりするのも、臭みを取るためですよね。

 

まあ、僕はあまり気にならないですが、人によってはかなり気になると思うので臭みがないのは嬉しいですね。

 

今回のひき肉は赤身が多いのでそもそも出る脂が少ないというのはありますが、たっぷり含まれた脂や肉汁が豚臭ければおいしいはずがありません。

 

薄切りでも高い豚肉の脂は甘い香りさえしますし、残った脂で野菜や米を炒めてもいいですね。

 

とまあ、いろいろ書きましたが、(質の)高い肉は、料理に関するいろいろな手間を省いてくれる可能性がある、と言えますね。

 

肉だけに触れましたが、果物や野菜、魚でも当てはまります。

 

とくにバレンシアオレンジとか、いい値段のトマトは試してほしいですね。

 

少し手間はかかりますが、魚なんかもたまには1尾で買ってきて、骨と頭を焼いて煮るだけで最高の出汁になりますよ。

 

特別な技術なんかはいりませんし、このおいしさも調味料なんかで作り出せるものでもないですからね。

 

まあ、高いとはいえg300円か400円のものであれば十分だと思います。

 

肉は焼き方も重要で、よく食べ比べの紹介記事なんかでありますが、ただ中火などで適当に焼くのでなく弱火調理を強く推奨します。

 

薄切りならまだしも、少し厚めだと中に火が通る前に焦げてしまうことがありますし、脂でカリカリになって悪くはないんですが、水分が抜けると途端にマズくなるので。

 

手間を省いておいしい料理、作ってみましょう。