old reliable tea

ストレートティーについて考えるブログ

20180421162403

紅茶は単品では商品にならないのか?

f:id:ironsides:20180406194507j:plain

こんにちは、tanabuです。

 

コーヒーのお店っていろいろなところにありますが、紅茶に関してはほぼ見かけないですよね。

 

まあ、東京とか神奈川に行けばいいのでしょうが、もう少しあってもいいのでは?と思います。

 

半年くらい前に買った物を次買おうと思ったら、amazonにも楽天にも無いなんてことは良くありますからね。

 

それに紅茶って中間がないんですよね。

 

コーヒーだと、缶コーヒー以下の最低のを出している所もあれば「コレが400円で良いの?」という中間のお店、気難しそうな1杯1000円のお店などがあります。

 

紅茶はティーバッグか、めちゃめちゃオシャレな専門店か、ですからね。

 

やはり紅茶はそもそも売れないのでしょうか?

 

紅茶ってそもそも何?

紅茶好きの度合いもありますが、あなたの紅茶に対する認識はどんなものがありますか?

「渋い・苦い飲み物」

「あっさりした飲み物」

「甘みがあるかいい香りのする飲み物」

 まあ、いろいろとあるとは思うのですがコーヒーとかに比べて、はっきりとした紅茶観ってあまりないと思うんですよ。

 

巷に溢れる情報から判断すれば上のような感想にはなりますかね。

 

で、そうなった時に紅茶ってどういう位置づけなのか?というと

「渋い・苦い飲み物」→コーヒー・緑茶
「あっさりした飲み物」→水・炭酸水
「甘みがあるかいい香りのする飲み物」→ジュース

との下位互換になっています。

 

つまり紅茶特有の味はあれども、渋い・苦いものが飲みたければコーヒーか緑茶でいいし、あっさりしたものが飲みたいなら水か炭酸水、甘み・香りがほしいならジュースと、わざわざ紅茶を選ぶ理由って少ないことに気付きます。

 

まあ、僕は上記の項目全てを紅茶で満たすことができているので、とくにコーヒーや緑茶に目移りはしませんが。

 

実際、紅茶花伝なんかは紅茶というよりもジュースや乳飲料という感じですし、ミルクティーも正直「紅茶であれば何でもいい」的な認識すらあります。

 

甘くないと紅茶とさえ言われず、甘かったところでほぼミルクの味がするなんてのはいつものことです。

 

紅茶って何なんでしょうね…?

 

目立たないでください

多くの飲み物に抜かれている紅茶ですが、だいたいケーキやスコーンなどのお菓子、料理と一緒に提供されています。

 

単価などの理由はあるとは思いますが、だいたいセットで「引き立て役」にされるか、単品でお湯+ティーバッグですよね。

 

ファミレスはおろかちゃんとしたレストランでさえも同じで、紅茶ってこんなにも目立たない呪いをかけられています。

 

紅茶は手間がかかるという話を聞きますが、お湯なんかすぐ沸かせる電気ケトルもありますし、待っても長くて5分です。

 

食後にお出ししますがよろしいでしょうか?と聞かれて、リーフ(もしくはそれに相当するもの)で淹れたものが出てきたこともあまりないですし。

 

もし100g2000円の紅茶だったとしてもカップ1杯ならせいぜい50円くらいなので、「紅茶は高い」というのもピンときません。

 

こうなる理由としては「みんな紅茶をよく知らないから」なんだと思います。

 

上で述べたように、紅茶観がほとんどないせいで紅茶の味を漠然としか知らないので、コーヒーや緑茶みたいに「うまいかまずいか吟味するレベルに達していない」のではないかと。

 

未だに淹れ方の議論なんかはされていないので、その方法すら知らない人もいるでしょうし、キュレーションサイトも同じような情報の羅列ばかりですから、仕方ないと言えば仕方ない状態ではあります。

 

なので、どこかで「紅茶ってこんなにおいしかったんだ」「ちゃんと紅茶を理解していなかった」と思ってもらう必要があるんですね。

 

だから皆さん紅茶を買って飲みましょう、という話ではなく。

 

必ず飲まれる紅茶

おいしいと思ってもらうには飲食店なんかで紅茶について発信するべきです。

 

かといってメニューに紅茶があったところで、そもそも頼まれないから力を入れないのは分かっています。

 

お金もかけられないし、面倒くさくないティーバッグにしよう、と。

 

そもそもメニューから消される日も近いのかもしれません。

 

でもほぼ必ず、高確率で飲まれるタイミングがあります。

 

それはいつだと思いますか?

 

それは最初に飲み物を出すタイミングです。

 

だいたい無料で水や麦茶を出すとは思うのですが「無料だから飲んでやるか」という人よりも、とりあえず料理が来るまでの繋ぎという人が多いはずです。

 

実際、料理と一緒に出てきたら紅茶はどうしても「引き立て役か濃い味中和剤」になってしまいますし、食後はもう舌もお腹もいっぱいなので、紅茶をしっかり味わうタイミングとしてはあまり適切ではありません。

 

なので、純粋に紅茶を飲んでもらうならば最初しかありません。

 

そこで「サービスで紅茶をやらせていただいていますが、いかがですか」と聞いて、「もっとこんな味がいい」とか「そもそも店に紅茶好きな客がいなかった」、「今度家でもやりたいからやり方を教えてくれ」というのをリサーチすることができます。

 

まあ、紅茶自体はお金がかかりはしますが、高い紅茶でもカップ1杯せいぜい50円程度でポットにしても200円するかどうか、なおかつ手頃な1200円あたりの茶葉から始めれば、十分なクオリティになります。

 

結果として「これくらいの紅茶が飲めるんならメニューに追加してくれ、これからもやってくれ」と言われれば最高ですよね。

 

いくらかは無料で提供することになりますが、ティーバッグ1個で200〜300円取るよりよっぽど好印象ですよ。

 

念のために水も一緒に用意しておくとか、渋みの少ない水出し紅茶を作っておくこともできますね。

 

そのため、タイトルの「紅茶は単品では商品にならないのか?」の解を述べると、「次に繋げるための商品か、お客さんを教育する商品になり得るのでYES」ということになります。