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ストレートティーについて考えるブログ

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そのミルクティー、ちょっと待ってください ~アッサム~

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んにちは、タナブです。

 

紅茶の茶葉アッサム、聞いたことがありますか?

 

アッサムは非常に効能のある紅茶らしいですね。

 

普通の紅茶よりもタンニンやテアフラビンが豊富で、美肌に効果があったり骨粗しょう症を予防したりできるそうです。

 

まあ自分は専門家ではないので、健康要素に関しては、これ以上のことは言えません。

 

で、「アッサム」と調べると(女の子のほかに)ミルクティー用とばかり出てきますが、じゃあストレートがおいしくないのかと言われれば、そんなことは全くないんですね。

 

紅茶の中での美味しさはかなり上位に入ると思いますが、世界の紅茶消費の90%オーバー(98%とも)がミルクティーと言われているので、それほど飲み方について研究されてないのではないかと思いますね。

 

率直に言うと、(ミルクティー用の低質な物でなければ)渋みのないアッサムは最高にうまいです。

 

「香りがすごい」のではなく、純粋に「茶葉の味がおいしい」紅茶であるのも特徴ですね(硬水が合うのも、おいしさにあまり香りが関わらないからかもしれません)。

 

検索した情報から判断すると渋みに目が行ってしまいがちですが、ミルクティーにするのはもったいないですよ。

 

 

tanabu.hatenablog.com

 

 

どっちを選ぶ?

まずアッサムを買う際に気にしてほしいのが茶葉の状態ですね。

 

代表的なのがCTCとルースリーフです。

 

アッサムCTC

CTCは細かく砕いた茶葉を丸めたものなので、かなり味が出やすいです。

 

この抽出速度の早さが、ミルクティーにも向いていると言われている理由ですね。

 

1分くらいでミルクティーに必要な渋さが出てくるということですね。

 

ちなみに、水出し紅茶は普通は長時間置かないと薄いですが、CTCを使うと半日でわり濃く出てきます。

 

ただ、早く出ることには出るんですが、CTCに使用される物はあまり品質が良くないのか悪い部分も出て来やすいからなのか、味はイマイチです。

 

水を吸って膨らんだり、そこまで茶葉が浮かんだりポットにくっついたりしないので、茶葉を捨てるのが楽というのはメリットですね。

 

アッサムをしっかり味わいたい場合はルースリーフがオススメです。

 

実際ロイヤルコペンハーゲンやテイラーズオブハロゲイトのアッサムは、下手をすると「紅茶のシャンパン」と言われるダージリンよりも美味しいです。

 

世界的にも細かく葉を砕いていないアッサム=うまいという認識らしく、美味しい茶葉しかその栄誉を受けられないそうです。

 

砕くというか、細かい茶葉でも美味しい物はあるので、粉末状ですね。

 

予測で申し訳ないんですが、CTCとか粉末にするのってマシンを動員したり、色々手間がかかるはずなので、良質な茶葉を使ったらとても安価では出せないと思うんですよ。

 

なので、美味しい茶葉はCTCとかティーバッグにされることはほぼないんじゃないですかね。

 

ただ世の中の多くはミルクティーを作っているということを考えると、ストレートで美味しいアッサムを作ることはなかなか大変なことなのかもしれません。

 

「どうせみんなミルクティーにするのに、ストレートで美味しい紅茶なんか作っても仕方ないんじゃないか」と僕が農家なら悪い方に考えちゃいますけどね。

 

作ってくれている方々には、本当に頭が下がります。

 

とにかく、CTCやティーバッグを飲んで「これがアッサムなんだ」と思う前にルースリーフを飲んでみてくださいね。

 

 

 

やはり紅茶は水出しです

結論から言えば「熱湯は非常に飲みづらいため、渋みを抑えつつアッサムを味わうなら水出し」ということになります。

 

で、こういう表現は本来避けるべきなのかもしれませんが、アッサムの特徴はモルティーフレーバーです。

 

穀物系の味だそうで、簡単にいえばアルコール臭くないバーボンやウイスキーでしょうか。

 

実は自分もバーボンが好きなので、似たような風味のアッサムが好きになったのかもしれません。

 

バーボンにも高い物から安い物までいろいろ種類はありますが、近い物を挙げればという感じです。

 

で、アッサムは熱湯で淹れるとそこまで(むしろ、全くと言っていいほど)モルティーの美味しさを感じません。

 

香りはするにはするんですが、肝心の味については、やはりアッサムの特徴の1つである「他の茶葉より渋みが強い」という点が悪さをしています。

 

本当に「ミルクを入れないと飲みにくい」と思われても仕方ないような微妙な味です。

 

これのせいで、基本的にアッサムは熱湯はナシと言ってもいいくらいなんですよ。

 

実際バーボンも温めて飲むことってあんまりないですよね(アルコールが緩和されて飲みやすくなるかもしれませんが、冷たいほうが美味しいはず)。

 

渋みと美味しさを両立させるにはかなりの甘みやうまみが必要で、そもそも熱湯が美味しければミルクなんか入れなくてもいいわけですよね。

 

やはりあまり美味しくないんだと思います。

 

ちなみに抽出方法なんですが、普段は冷蔵庫の水出しをおすすめしていますが、アッサムに関しては室温でも問題ないです。

 

冷蔵庫の水出しは軟水と硬水どちらでもOKですが、常温で水出しにするなら硬水を使ったほうがより濃厚になってオススメです。

 

まずはストレートを

色々な紅茶を水出しでオススメしていますが、一番飲んでほしいのはアッサムですね。

 

たくさん種類がありますが美味しいアッサム自体はそんなになく、何でもいいわけではないです。

 

オススメはやはりテイラーズオブハロゲイトとウェッジウッドのアッサムですね。

 

渋い部分が抑えられて、アッサムのモルティーフレーバーがより濃く出ている商品で、「ちゃんとしたアッサム」です。

 

これらを飲むなら、常温の水出しと冷蔵庫の水出しを飲み比べてみてほしいです。

 

水出しでの美味しさを無下にしてまで熱湯やミルクティーにするのは、もったいないと気付いてもらえるはずです。

 

一方、別の記事でも書いていますが、異色のアッサムはロイヤルコペンハーゲンとロンネフェルトですね。

 

ロイヤルコペンハーゲンのアッサムはレーズンのような風味がします。

 

 

tanabu.hatenablog.com

 

 

もちろんフレーバーティーのようにはっきり味がするわけではないですが、「お茶なのにこんな味がするの?」という感覚を味わってもらえるはずです。

 

ロンネフェルトのアッサムはチョコレートのような、甘い香りがあります。

 

まあ、具体的に挙げると後で「違うでしょ」と言われるかもしれないですが、ミルクチョコではなく、レーズンチョコのようなイメージですね。

 

フォションのモーニングにも似たような香りが含まれており、モーニングが美味しいのはひょっとしてアッサムのおかげかな?とも思いますね。

 

もちろんブレンドなのでアッサムの力だけではないと思いますが、「普通のアッサムのような単調な味」でないことは確かです。

 

これらのアッサムもやはり熱湯にしてしまうとレーズンのような風味とか甘い香りの感じ取れない普通のお茶になってしまいます。

 

普通のお茶は安いアッサムでも作れるので、わざわざg2000円の茶葉を使ってまで熱湯で淹れる必要はないですね。

 

しつこいようですが、水出しで。

 

他に飲んだアッサムはエディアール、ワダムティー、マークス&スペンサー、英国仕様のトワイニング、クリッパー、リプトン、ディルマ、農園モノをいくつかですね。

 

その他にもいろいろと飲んではいますが、やはりg1500円未満のアッサムで特徴的な味がする物はないですね(無数にあるので、中にはあるのかもしれませんが)。

 

ただ、どんな飲み方をしてもそこそこ悪くなく入る英国仕様のトワイニングが価格、量の面から普段使いにはいいかもしれないですね。

 

ぜひアッサムを試してみてください。

 

最後に、アッサムはミルクティーにも使えるけど、ベストではないことを覚えておいてくださいね。