old reliable tea

ストレートティーについて考えるブログ

20180421162403

例えば、「人と同じコトをしてたらダメ」なのになぜインスタ映えを選ぶのか

こんにちは、tanabuです。

 

縁があって、昨年の今頃とある起業セミナーに行きました。 

 

ビジネスのスタートアップの時期に協力者を得られるのは、心強く感じますね。

 

で、その話の中で商品があったと仮定して、商品を何で露出するか?コンセプトは?を考えたときに出てきたのが、

「インスタグラム」

でした。

 

インスタグラムは、

 

念のため言っておくと、私もインスタグラムは見ていますし、楽しませてもらっていますので大好きです。

 

商品が秀逸なデザインだったり、写真のほうが分かりやすい美容院だったりしたならば、インスタグラムを使うのは有効だと思います。

 

ならば問題は何か?というと、

「(買うまで価値の分からない商品を扱っている)個人ビジネスの展開とは、真逆のことをしていること」

です。

 

飲食店が分かりやすいですね。

 

インスタの力で一瞬お客さんは来るかもしれません。

 

が、そのお客さんは写真を撮ることが目当てなわけですし、美味しさを求めてないので間違いなくリピーターにはなりません。

 

美味しさをウリにしているのに、華やかさを求めるお客さんを呼んでも仕方ないですよね。

 

こだわりのコーヒーとケーキを出すお店の店主が、写真を撮ったあとにみんなが残して帰るから、という理由で精神的にやられたという話もあるくらいです。

 

インスタは一例に過ぎません。

 

確固たる理由があれば別ですが、思考停止でとにかく流行り物を推奨するビジネスパーソンには気をつけて、ということをこれからお伝えしていきます。

 

 

自己啓発コンサル

私がそのセミナーで紅茶のビジネスがしたい旨を話したら、同じ参加者の方が協力者として名乗り出てくれました。

 

その方はコンサルタントであり、起業家教育もしているそうです。

 

まぁやる気のある起業家の卵の行動支援的な感じでした。

 

で、その点は良かったんですが、その方と、計画を話し合ううちに違和感を感じたんですね。

 

それは何故かというと、

「言葉がポジティブ過ぎたから」です。

 

「今までの経験が強みになる」

「起業なんて簡単」

「ビジネスはスピードが命なので、商品の質はそこまででなくてもいい」

と。

 

これって、都合の良い話ですよね。

 

一般的に「情弱釣り」と呼ばれます。

 

起業すること自体は簡単ですが、安定して継続することが難しいはずですし、ビジネスにおいては商品の質が第一のはずですので。

 

なので、話を聞いて

「良さそうに見せるのが大事なんですよ」

「質より、見た目やフレーズです」

なんて言ってる人はマヌケということです。

 

あなたがお客さんの場合、買ってみて「イマイチだったな…でもまた買おう!」とはならないですよね(笑)

 

で、ここからが注意が必要です。

 

「誰一人として同じ人はいないので、あなたの経験を活かせます」

「新規ビジネスに挑戦していること自体が強み(差別化)になります」

と言われると気持ちよくならないですか?

 

今までの自分が評価されているみたいで。

 

スピリチュアル的な方になってしまいますが、ここにいる時点であなたは選ばれた人間よ、みたいな(笑)

 

実際は会って1時間くらいだったので、評価も何もないですが。

 

甘い言葉をかけてくる人は、だいたい不都合なことは教えてくれません。

 

騙したいわけですから。

 

 

●人と同じコトをしてたらダメ

その中で、一番違和感を感じたのは次の言葉です。

 

ビジネスにおいては、よく言われていることですよね。

 

「差別化のために〜」

「強みを活かすために〜」

とセットで出てくると思います。

 

これは基本的には正しいです。

 

人それぞれ能力・環境などが違うので、当然ですね。

 

例えば、みんな定時に帰るのに、自分は2時間余分に練習するとか、スランプのときこそバットに触らないとか、ですね。

 

結果を出すために、人とは違った勝てる努力をすると言えば分かりやすいでしょうか。

 

例えば飲食店ならば、何十年も修行した人には味では勝てないから、店の雰囲気やメニューの種類で勝負する、とかですね。

 

 

●起業だと急に人と同じコトをする人たち

よく、
インスタ映え(その他流行)が必要」
「継続すれば何の分野でも誰でも稼げる」
「人々を驚かせるようなアイデアが必要」
とその方も言っていましたし、こういうことを発信している人も結構いますよね。

「成功者はやってる○○」とかにもありますね。

でもこれって「人と同じコトして」ますよね。

今は猫も杓子もインスタ(写真)映えって言ってるじゃないですか。

 

何度も言いますが、インスタ自体は大好きです。

 

しかしなぜ

「人と違うことをしないと売れない→売れるには写真映えが必要」

に結びつくんですかね?

 

売り逃げならいいかもしれないですが、リピーターを作るビジネスをしたいならば、あまりいい方法ではないでしょう。

また、継続することでビジネスになるというのはつまり

「努力は報われる」

とか

「うまく行く前に止めるな」

という認識でいいんでしょうか。

 

ですが、ひたすら継続してうまくいくなら、正直なところコンサルタントとか先生は要らないですよね。

 

何かしら間違ったことを続けているから、結果が出ないことが多いじゃないですか。


人々を驚かせるようなアイデア、とありますが自分も含めた凡人が、iPhoneビットコインのような「時代を変える発明」をする確率はかなり低いですよね。

 

儲かってる人でも、革新的なビジネスをしている人ってそんなにいないみたいですし。

 

どうして、常識や多数派を疑うことはするのに「成功者はみんなやってる○○」とか「みんな稼いでる○○」みたいな「成功者界の常識」は疑わないんですかね?

 

みんな真似し始めたら、「違うといわれてたコト」が常識になります。

 

 

●人と同じコトをしない目的

人と同じコトをしない理由は、みんながやっていないコトをやることによって得られるモノや、考え方が変わるコトが大事だからですよね。

 

ビジネスで言えば、独自のポジションを得られるから、ですね。

 

例えばトイレ掃除や靴磨き。


経営者自らトイレを綺麗にすることで手本を示すことになり模範意識が芽生えたとか、マメに靴を磨くことによって物を大切にできるようになったとか、考え方が変わることが大事なわけです。

 

「違うコトをしているからスゴい・売れる」

のではなく

「自分を変化させるため・ビジネスのために必要なことが、たまたま結果的に他の人と違うコトだっただけ」

なんじゃないですかね。

 

これをどう判断するかと言うと「手段が目的になっていないか振り返ること」です。

 

彼ら彼女らは、人と違うコトをすることが目的になっています。

 

でも、何かを得るための手段の一つなわけです。

 

本当の目的は、ビジネスを軌道に乗せることのはずです。

 

まあ身も蓋もないことを言うと、自分を常に変化させるくらい厳しく客観視していれば、人と違うコトなんかしなくてもいいじゃないかとは思います。

 

なので、絶対にそうした方がいい、というものでもありません。

 

 

●ウケれば

今回取り上げた方は、

「取り敢えずやる気がありそうな人達に声をかけ、その人が成功したら自分の事業・コンサル実績にする」

つもりだったんじゃないですかね。

 

勝手に結果を出せる人にうまく寄生できれば、労力なくコンサル実績にしたり、共同創業者になったりできます。

 

が、代わりはいくらでもいるので、結果が出なくても相手のせいにして切り捨てることもできるわけです。

 

結果が出れば 

「私のコンサルのおかげです!」

と言い、結果が出なければ

 「あなたの努力が足りないです」

 「あなたはビジネスに向いてないです」

 とか言って、また別の人にすり寄って行くんじゃないですかね。

 

芸能で言うなら「ウケれば自分の力、ウケなければお客様が悪い」ですね。

 

彼ら彼女らの大好きな、ゼロリスクあるいはノーリスクハイリターンです(笑)

 

連絡を止めて半年くらい経ちますが、

「進捗どうですか?」

とか

「計画を見直しませんか?」

みたいな連絡も来ないですし。

 

ビジネスについてよく語ってくれたので、友達としてはいい人だったんですけどね。

 

(金銭的な損失は無いですが、向上心を自分の名声のために利用しようと近づいてくる人はいるので、注意してください。)